ヨーロッパ1:自転車と運河の街、アムステルダム

アムステルダムの街が好きだ。

小さい頃、父がアムステルダムへいった。アムステルダムは自転車の街。自転車屋で父がブイブイ言わせていた時、自転車のメーカーからの招待旅行でアムステルダムへ行った父が「あそこは素晴らしい街だったなあ」と、買って来てくれた陶器で出来た街並の飾り物があった、それが何よりも好きで、眺めては並べ、街を作り、ひとりで空想にひたっていた、その街の中にいると不思議な次元感覚になる。

海抜より低い運河のまわりに細長く建っているこれらの「うなぎの寝床式」建築物を見ていると、京都のとある一角とダブる。今回は運河クルーズにも参加した。主人のママの「ツアーをバカにしちゃダメよ。ツアーって凝縮されてるんだから」と言う教訓にもとづき、前回のアムスで郊外のツアーに参加してそれは正解だったと思ったから、今回はクルーズ船に乗ってみる事にした。

説明を聞いていると納得する事が多くある。細長い建物は、建物の幅で税金が決められていたので、運河沿いの大家は競って細長く、高く建てたのだそうで、自由貿易のオランダではどの家にも調度品やアンティックの倉庫があり、それらの家具を運ぶために屋根近くにフックがつけられ、家具が建物にあたらないよう、上のほうが張り出してやや斜めに建てられているのだそうだ。こんなこと、クルーズに参加しないと知らなかった。

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この街で一番好きなのはコーヒーとサンドイッチ。肉食いをやめて6年、めったにチーズすら食べない自分も、この街へ来ると、ブリーチーズを大きめに切って、トマト、きゅうりとともに挟んであるサンドイッチが楽しみの一つ。また、ヨーロッパのコーヒーは深煎りで、とても好み。いくらだってコーヒーが飲める。いたるところに「スターバックスではない」カフェがあり、小さなカップでコーヒータイム。奥にはマリファナを売るジャーなどがあって、人々がたむろしていた。アムステルダムではマリファナは合法。

エッチグッズ、ストリップ、ライブポルノショーと、いわゆる通常は世に出ない部分がおおっぴらに出ているが、三日もいれば慣れてきて、人々の営みはどの世界も同じ、と思うようになる。ショーウインドウにもコンドームやらバイブレーターやらがいっぱい。緩められた規制の中では、人はそんなにおおっぴらに悪い事を出来るものではないのかもしれない。

写真を決して撮らせてはくれない赤窓(Red Window District)も政府公認だそうで、公認にする事でお金も入れば、悪事も減るのだそうだ。ちなみに赤窓のお値段は10年近く、変わっていないと主人が言う所の「トモダチから聞いた」話(笑)

着いた日からずっと、アムステルダムは雨。石畳に街頭が光る。それはえもいえぬヨーロッパ的叙情。

どこへいっても自転車、自転車。やっぱり自転車屋の娘は、自転車のある街が好き。

で、父がここへ来た頃、赤窓があったのだろうか?なーんてね、ちょっと思ちゃった。今度聞いてみる事にしよう!

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