ヨーロッパ4:スイス

永久中立国スイス。アルプスの少女ハイジ。山。鉄道。大自然。エコ。時計。

そこには平和なイメージが満ちあふれている。玉虫色の小ベンツやどこまでも続くとうもろこし畑、牛が寝そべる緑の丘を見たとき、平和だなあと思った。

以前、ロバートがLAに来たときに、サンタモニカの時計台が止まっているのを見て大憤慨し、さすが時計にうるさいスイス人!と大笑いしたが、スイス人とひとくくりにしてはいけない事がわかった。

実は、スイスはベルンで別れていて、スイス国内には「スイス・ジャーマン」と呼ばれる人たちと「スイス・フレンチ」と呼ばれる人たちに別れているのを体感。本当はそこに「スイス・イタリアン」も入り、3つの原語と文化と人種が混ざっている国なのだそうで、国内で言葉が通じないんだって!。「俺たちは南のフランス側と仲良くしたいと思ってるのに、あちらはドイツ語も話さず、話し合いに応じてくれないんだ」とは北側の弁。永久中立国にもいろいろあるんだなぁ。。。

ロバート一家はスイス・ジャーマンの地域、チューリッヒの近く、ルッツェルンに住んでいる。やはりお城や教会を中心にした町があり、少しはずれると牧場、牛、牛、馬、羊、牛の繰り返しの中、ドイツの建築物っぽい「梁(ハリ)」を強調しつつのログハウス系が多く見られた。

本当なら青空にアルムの山々が見られるのだそうだが、私たちが行った3日とも曇りで、一度だけ、ほんの少し山のエッジが電車の上に見えただけ。

スイス人にとって、この山と湖を含む大自然はこの上ない誇りで、細かな山の名前も教えてくれるんだが「本来ならば、あのへんに見えるのが●●山」と雲を指差されてもワカラナイ(笑)そして、無理矢理風味満載で、霧の中ケーブルカーに乗り、本来なら素晴らしい景色の場所へ行き、本来美味しいらしいレストランでマカロニ(ベジタリアンにはこれしかチョイスがない)を食べた。

次の日はユングフラウから30分くらいの場所にある、ユネスコ世界遺産に指定されているローゼンラウイの滝へ連れていってもらった。アルプスの水は水色!何故だと聞いたら「冷たいから」。そういえば北海道の流氷も水色だっけ。。

ここも本来ならば晴れていると雄大な山々が見え、それは素晴らしいらしいのだが、私はここは逆に霧だからこそ素敵な牛が見られたので大満足。霧の中、カウベルの音がしっとりと鳴り響き、牛がたくさんいるのを見るのって、まるで夢の中のような景色だった。

山の頂き近くでチーズやをやっているおじさんは、まるでハイジの「おんじ」みたいだった。それに関してはロバートも「アイツはハイジの爺さんを意識して、もうヒゲを剃る事も出来ないんだろうな」と笑った。

その後も、ロバート、根性の観光案内で、10月からは閉鎖されるという、本来ならば最高に美しい山頂の湖へ行くが、10歩先が見えず。ハイジが「おんじ、もう村へ降りる季節でしょ?」と言うような景色なので、私としてはすっごい楽しかったが、皆が寒がるので、戻った。

ロバート一家に大変お世話になり、楽しい4日間を過ごさせていただいた。その後は鉄道で2時間、妹の住むローザンヌへ。

ローザンヌはオードリーヘップバーンの確かお墓もある所。ミョーにオシャレちっく。フランス語圏。ルッツェルンから来た話をすると「スイスジャーマンの所にいたの?それは厳しかったでしょう?」と笑った。話を聞くと、ドイツ気質でがんばって商業的に医薬品などで儲けている北と比べ、貧しい南は、自分達のアイデンティティをフランス的文化とともに守ろうとしてるんじゃないかとも感じた。

ローザンヌでは、オリンピック博物館へ行ったりお城(このお城には何故か、映画、「エイリアン」のデザイナー「ギガ」の博物館があった)へいったりチーズ工場を訪ねたり。何より楽しかったのは、甥っ子と姪っ子たちと過ごす時間。もう可愛い事かわいい事!!あの笑顔に今でもまだヤラれている。

そして夜はチーズフォンデュではなく、ラクレットをごちそうになった。フォンデュは白ワインでチーズをのばし、フォンデュ鍋のとけたチーズにディップして食べる。が、ラクレットは直接チーズを火にかけて溶ろけたモノを野菜やパンにかけて食べる。ラクレットのほうがチーズが濃い。めっちゃチーズ臭い。フォンデュを水炊きに例えるとしたらラクレットはすき焼きクラスの濃さ。ラクレットの写真は、、、撮り忘れた。

ハイジがパンに熱々チーズをのっけてびゅ〜〜んと伸ばすアレ!このラクレットをもって、私の幼い頃の、ハイジの山暮らしへの憧れは完結した。

もう、ほんとにこの旅では、普段食べ慣れないチーズなどを大量摂取するもんだから。胃が重くてしかたなかった。が、この気候にはチーズはドンピシャで合う。あんだけ牛がいるんだもの、酪農の国だもの。ほんと牛だらけ。道路のすぐそばまで牛がいるのに車に轢かれないのは、電気の通った柵で覆われているから。牛の横断を待つ事もあったが喜んで写真を撮る私に「君の今回の旅行中の写真に、牛が1000匹は居ると思う」とロバート一家に言われたっけ。

このあと、スイス鉄道で、アルプス越えをしてイタリアへ向かう。お天気に恵まれなかったけれども、電車のなかから初めて山が見えた。これかーーー。これだったのかーーーー。電線がジャマだけども。

スイスへ行くなら5月がいいと言う。私が見た緑の芝生の部分が全てカラフルな色に彩られるのだそうだ。

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