シャスタのみさおちゃんが先週ウチに遊びに来ていて、ウエストハリウッドを満喫した。二人でコスプレしたり、写真を撮ったり、大騒ぎ。時代はエンタメだね、自然はシャスタ、人はウエストハリウッド!と、みさおちゃん。
その数日後に、ふいにセドナの夢先案内人、イルちゃんから電話がなり、ちょっとした緊急事態で、一人、お客様をおあずかりする事になった。
さて、そのゲストを空港へ出迎えにいったら、あらま!超かわいい!!
スーツケースもドレスも、この世の次元を少し超えていて、目なんかこぼれそうだった。もし私が男だったら100%テレていると思う。
操ちゃんもそうだし、イルちゃんもそうだけど、皆、それぞれにお役目がある。そして、人はお役目が達成されるような姿カタチをしている。
この人を見ても、このスバラシイ造形は、特別なお役割なんだろうなあと、つくづく思った。
彼女が笑うだけで花がこぼれるようにキラキラする。すごいなあー。
しかし、この可愛いゲスト、ものすごいオッチョコチョイだった。
多分、大きな目は笑うためにだけ、あるのだろう。
何もないところでつまづいたり、鍵をロックアウトしたり、落とし物をしたり、忘れ物をしたり、めちゃくちゃ笑わせてくれた。
その度に「ゴメンナサイー!」と言って小動物系の顔をする、その瞳は反則に近い。
どこへ行っても、多くのアメリカ人が日本語で話しかけて来た。私にはそんな事はかつてなかったので新鮮だった。
そんな可愛いくせに、妙にスーパーマーケットが好きで、まるで夕飯の買い出しをするかのような「ごく普通の買い物」をし、ふくれあがったスーツケースに自分で乗って押さえて蓋を閉める図はコメディ映画のようで、写真とっとけばよかった、と思った。
彼女が動くと花が舞う。
彼女が笑うと花が舞う。
食べ終わると毎回、食器を率先して洗ってくれるが、洗わせてる私は、シンデレラの継母みたいな図式だと思って、なんとなく申し訳なかったほど。
ものすごくセンシティブで人一倍気を使って、一生懸命考えて、一生懸命悩む彼女は可愛かったが、壊れそうでもあった。
私の大好きな言葉(byエンジェル京子)があるんだけどね、と彼女に告げた。
ー 神の手先となりなさい ー
すべては天の采配におまかせして、
自分はそれを三次元の地球で、一生懸命身体を使ってやればいい。
彼女は大きな目をこぼれそうに見開いて
「うわぁ。。。」と言って、おそらくは体中の細胞を開いたままで
しばらく黙っていた。
イルちゃんにも言われていた。笑うために、笑顔をふりまくために産まれてきた人。
「無理に何かしようと思わなくても、ただ、笑っていればいいんだよ。
それだけでも周りの人は幸せになれるんだよ」
私も幸せになれた。
一緒にご飯を作って、食べて、買い物をして、屋台のタコス食べて、海や山を見て、いっぱい、いっぱい話した。
「帰りたくないなあ〜。また、来てもいいですか?」
その言葉を聞くのは、とても栄養だった。
トラブルが運んでくれたご縁。
世の中って、人生って、楽しいね。