子供がすぐ飽きるワケ

子供はすぐ飽きる。
何かに夢中になって、そして、すぐ飽きる。

そのワケを夫とともに考えていた。

私がはまっている5リズム(ファイブリズム:ゲシュタルト心理学をベースにしたダンスセラピー的なムーブメント)に基づいて人間の持つ自然の摂理を5つにわけると、全てがうまく説明できる。

陣痛が来てから産まれるまでも同じ。
人生においても同じ。
すべてに、”始まり”、”躍動”、”混沌”、”成果”、”完了”がある。
完了は次の始まりへと繋がる。

DNAも同じ。
これを、ファイブリズムでは、フローイング、スタッカート、カオス、リリカル、スティルネスという風に分けている。

ファイブリズムの創始者、ガブリエル・ロスがいった言葉が印象的だった。
「子供時代はスタッカートよ。鋭角的に、あ、コレだッ!そしてダダダダダ、と全力投球して、次の方向へまた あ!コレだっ!そしてダダダダ。動きはまるでヒップポップの原型みたい」

そうそう、一つの事に集中して、必死で遊ぶ。
その間他の事は一切考えないで100%遊ぶ。
必死で遊ぶから終わったら全く興味がない。
イコール、やり終えた後は、もうやり尽くしたから「飽きる」

逆説的に

大人はなぜ飽きないか?

大人はいつも未来の事を考えている。
昨日の事を憂い、明日の事を考えるのに、脳の中はとても忙しい。

そういうのを前出のガブリエルロスは「ヒューチャーマインド(未来思考)」
または「モンキー・マインド(猿思考)」とも言う。
大人はものごとをやっているとき、100%没頭していないのかも。
だから、飽きないのだ。

もし、子供の様に「いま、この瞬間」を100パーセント楽しんでいたら
もしかしたら、大人もすぐに飽きるかもしれない。

ただし、どっちがイイか悪いか、ではない。

単なるそういう傾向というだけ。

そういう大人のサポートがなければ
子供だってもしかして明日の事を考えなくてはならないかもしれないから。

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ミソ・スープ

和食は人気が高い。

寿司にはじまり、エダマ〜メ、ノ〜リ〜(海苔)、みそ汁。
最近のカリフォルニアでは、それがさらに進む。

アメリカの中でもカリフォルニアは健康オタク、ニューエイジオタクがいっぱい。
誰もかれもがオーガニックで(私もです)、ゴボウ、ダイコン、はたまたレンコンまで売っているナチュラルストアもある。

マクロビが普通に浸透しているため、オーガニック屋のマクロビコーナーへいけば、お金さえ出せば梅干しだって昆布だって手に入る。
日本人がサンドイッチを食べるかのように、通常のスーパーにさえパック寿司が並ぶようになった。味は求めてはイケナイの。

みそ汁など、恐ろしいほどに多くの人が飲んでいる。
が、その飲み方は通常と違う。

みそ汁の事を「ミソ(発音的にはミーソー)」と言い、汁、スープは省略される。
ミソの飲み方は、食前に、スプーンで飲む。ポタージュスープなどの扱い。
ああ、本当はお酒を飲んで、最後のシメにみそ汁飲むんだけどなあ、
としみじみするオヤジ心をそっと隠す。

さて、とてもおもしろい光景を見た。

場所はBellingham(ベーリングハム)。ワシントン州シアトルから2時間北。バンクーバーまであと40分という場所に位置するこの町は、日本の千葉県館山市と姉妹都市らしい。

とにかく、この町は、ちょうど脱サラして、エコ農園やペンションを自分で開く人がいるような場所で、自然にこだわり、人々も都会をヨシとする考えを持っておらず、食にたいしてもかなりなオタク度で、レストラン、カフェでのベジタリアンの充実度がハンパない。

表示はベジだけでなく「オボ・ベジ(卵は食べる)」「ヴィーガン(乳製品も食べない完全ベジ)」「グルテンフリー(小麦粉は使わない)」などに細分化されている。

スーパーへいって驚いたのが、グルテンフリーの食材の多さ。
グルテン(小麦粉系の糊成分)を嫌う人が多いのは、腸に負担をかけるからだそうなんだが、さすがアメリカなのは、食材を買って自分で作るというよりも、グルテンフリーのシリアル、キャンディバー、チョコレート、など、そういった製品が多いという事。

日本の食事なら、案外グルテンフリーって簡単だ。
ごはんと、海藻、野菜を食べて、てんぷらを避ければほぼグルテンフリーだから。
だが、めっちゃこだわる人は「醤油には少量の小麦が使われている」などと言う。

まあ、そのような土地なワケだ。

=====

ミョーに前振りが長かった。

そんな場所でワークショップを受けた。
このワークショップもかなりオタク度が高い。
(5リズム、感情解放ダンス、エゴ解放、MIRRORSレベルの巻)

待ち合い室には、様々なハーブティーとか、栄養ドリンクが置かれていた。
カフェインぬきのコーヒーとか、たんぽぽのコーヒーとか、ほうじ茶、クキ茶(共にマクロビのオーサワが出している)まで。

そこで、私は世にも不思議なモノを目にした。

それは、15センチほどの直径の丸い弁当箱系タッパーなパックに入った、
黄土色系の物体だった。
おそるおそるそのタッパーに焦点をあわせると、日本のおやっさんぽいイラストが描かれている。も、もしや、それはホールフーズ(Whole foods)等で売られている味噌か?

た、多分そうだ。。。

いや、でも、なぜ?
パンにつけて食べるのが流行ってでもいるのだろうか?

じっと観察していると、美しい金髪の女性がそれをスプーンですくって、なんと手にした紙コップに入れ、オサレで銀色な、結婚式などにコーヒーが入ってるようなお湯タンクからお湯を注いでいた。
そして、マドラーで、丁寧に、丁寧に溶かしていた。

「そ、それは、一体、何?」
こわごわと聞いた。

「え?これ?ミソよ。ミソスープ。あなた日本人でしょ?
 日本ではミソを皆、飲むんでしょう?」

う、うん、、、
たしかに、飲む、、、

でも、そのような形態では、、、

ダイレクトに味噌を紙コップに溶くのは初めて見た。
しかも、具ばかりでなく、

出汁、ナイし。。。

気付くと、その後の人も味噌を溶かし、数人がソレに続いた。
「We Love MISO~~(ミソ、だいすき〜〜)」といいながら
ダンスフロアに消えて行った。

そんな事があっていいものか、と思うと同時に
自分の「みそ汁はこうであるべき」と思い込んでいる「枠」を感じた。
センセーショナルだった。

私ったら、まだまだだ。。。世の中には計り知れないモノがある。。。

私たちは随分と、形式に慣れてるんだなあ。。。
みそ汁をカップで飲むだけでも斬新なのに、
ダイレクト溶かしの、出汁ナシ。。。
銀のお湯ポットから。。。

まあ、日本人も、本場から見たら変な食べ方をしているんだろうから、このままにしておくことにしたが、
それにしても度肝を抜かれるほど驚いた。

ねえねえ、目をつぶって想像してみて。
カップに出汁ナシで溶いた味噌を入れて、ダンスフロアに長ーい足をなげ出してすわりながら、海苔をつまみに味噌汁(出汁ナシ)を音をたてずに上品にすすっているブロンドのおねえちゃん。

ああ、カメラ持っていたら、、、ああ、カメラ持っていたら、、、

まあ、いい経験させていただきました。

以上、レポートでした(笑)