コンティニウム 4) ジョジアン・コーワン

ジョジアン・コーワンは5リズムやエクスタティックダンスにもよく来ている。
60歳近い女性だが、背が高いブロンドで、いつも奇麗な布をまとっていて、布を上手に使いながら踊っている。

白い女神エナジーで、サラッとしている雰囲気の女性。

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ジョジアンは前出のカミール・モーリン(コンティニウム2で書いている)と同じく、コンティニウムをベースとして使った、女性のためのムーブメントを展開し教えている女性。
彼女はかなりユニークなやり方をとっており、それが特徴となっている。

その特徴とは?

布。
彼女は布の人である。

スタジオに入ると、部屋中に大きな舞台装置ほどの布が張り巡らされている。
部屋へ入ったとたん、え?何するの?と思う。

彼女のワークはどこのスタジオでも出来るわけではない。吊るしたり張ったりするためには天井の高さや梁が必要。彼女はサンタモニカのコンティニウムスタジオでやっている。

天井からフライングヨガが出来るようなシルクを釣ってあったり、壁には登れるロープや蜘蛛の巣が張ってあったり、小体育室ほどの部屋の中は、大きな様々な色の布でいくつかの仕切りがされ、いくつかの世界が作られている。

その世界は、毎回テーマごとに違うが、闇、光、癒し、川、といった比喩の空間。
まるでアングラ演劇の実験室のような部屋に作られている。

その中には小道具がいっぱいあって、小道具を使ったり身にまとったりしながら、自分の中の闇や光、癒しと大きく繋がるという、演劇的実験空間を体験させ、自分自身を見つめさせる。

3時間のクラスでここまでしっかりやっているのは全米広しといえどジョジアンだけだろうと思われる。
3時間のためにこのセッティングを、はしごをのぼって自分で作りあげるのは、まさに愛としかいいようがない。しかも、布は自分が持って来る。

多くのムーブメントの先生はきっちりとオルター(自分を敬うための祭壇)を作るので、布を持っているケースも多いが、ここまでマイ布を持っているジョジアンは圧巻だ。
布の持つ揺れ、布の持つ手ざわり、これらを使って女性性を解放する練習を促している。

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彼女の優しく的確なウォーミングアップとインストラクションの後、1時間半以上、どっぷりと、その布で作られた演劇的空間の、それぞれの世界にはまる。

布をまとったり、布に隠れたり、布から脱皮したり。
釣られたシルクの中にどっぷりと包まれ胎内にいる感覚を感じたり、
川と設定された場所で自分を洗い流す感覚を味わったり、
火と設定された真っ赤な布のある場所で棒を振り回したり、

そんな事をしているうちに隠されている感情が湧いて来る。
サディスティックだったり、悲しかったり、嬉しかったり、超越感を感じたり。

あっと言う間に1時間半以上たってしまう。

いわゆる、壮大な「ごっこ遊び」なのだが、
真剣にセットを使って、真剣に遊ぶ。1人で遊ぶ。自分と遊ぶ。
大人のための「ごっこ遊び」。

けっこうガーリー(女の子的)といえば、ガーリーだけれども。
小さいときは、こういう事をしていたかもしれない。
それってけっこうなセラピーとなっていたようにも思う。
また、クリエイティブなココロの促進にも。。。

彼女のガイドによる身体の微妙な動きにコネクトしつつ、かなり深い「心のワークアウト」となる。

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