憧れと欲望 言葉の意味の違い

ボニーは文章を書く人である。

ボニーが詩を書いて、オウティが絵を描いたオラクルカード第二弾は順調な売れ行きを続けている。ファンが多いオウティの絵に載せたそれらの詩はとてもステキで、クスっと心に響く。

そのボニーが「ねえ、憧れと欲望の違いは何?」と聞いた。

ハレクリシナのインド料理のバフェでランチを食べながら、スティーブやフロー、メーガンは、それに対して様々な答えを言い合い、憧れVS欲望会議が開かれていた。

英語で言うと、「Longing(憧れ)と Desire(欲望)」の違いである。

が、日本語にすると、この違いなんてとても明白で、私にとったら違ってアタリマエだけど、英語では基本同じでニュアンスが違う、という見解らしかった。Longingのほうには、Longというだけあって、もう少し時間がかかる、とか、そんな事を彼らは言っていた。

ひとしきりアメリカ人同士が論じた後、

「マサヨはどう思う?」と聞かれた。

私は、、、

日本語ではその違いはとても明確であり、
欲望は3Dだけど、憧れは4Dだ、と答えた。

欲望とは現実的で(3D)現世界で、努力すれば手の届く場所の範囲にある事。
4Dである憧れは、もっと空想的で、夢にも似た少し手の届かない場所にあるもの。

5リズムに例えて言うならば、欲望はスタッカートで憧れはリリカル。

===

アメリカ人達は止まった。

(多分彼らはいつも何も言わずにへらへらしている私をアホと思っていたので、その驚きもあったのかもしれない)

そしてその後、

「え?そんな風に考えてみた事なかった。でも、本当にそうだわ!なんて面白い事を言うのかしら!すごい発見だわ!」

と。。。

いや、、、多分、言葉の違いなのだと思うけど、

家へ帰ってこの事を主人に話してみたら、アメリカ人の夫は「ほう!うまい事言ったね!そうだね!Longing, Longって言うくらいだから時間が長いんだなあ」と。

へえ、やっぱりソコなんだー、これはもしかして日本語に最初に訳した日本人がスゴいセンスよかったんだなあ、と逆に勉強になったりして。

===

このように、英語だと曖昧な境界の言葉で、日本語だとバッキリ別れるようなものがあり、多分、その逆もあるのだと思う。この言葉の違いは、日本人に聞けば、ほとんどの人が「憧れと欲望はぜんぜん違うよ。夢と必要性ほど違うよね」って言うと思う。

が、彼らには、私たちが考えている以上に微妙なニュアンスの違いっぽかった。

アメリカへ来て16年、今更ながら言葉って、感覚と文化の違いからも来てるんだろうなあ、と思った。

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