「空(くう)」を踊る

マウンテンビューに、アンドレアジュハンのワークショップに来ている。
1年に1度の、4日間ワークショップ、全5回シリーズ。これで5年目である。
アメリカ全土から来る参加人数60人のうち、5年全部受けた人は、私をいれて6人。
最初は悩んだが、このシリーズ全部をちゃんと終わりにするように受けて、本当によかった。

アンドレアは心理学士で、実に様々なゲシュタルト心理学のアプローチでワークショップを展開している。
様々なボディワーク、ソーマティックメソッドを、心理学的な立場から検証をとって来た人。

教え方も素晴らしければ、理論も素晴らしい。
なるほど、やっぱりアンドレアだ。
教えるようになってから、よけいに先生方の偉大さがわかる。

空を踊る。
スペースを見る。

ここのところの自分のテーマとどんぴしゃだった。

空間をどう見るか、
空間をどうとらえるか、
空間を外に、
空間を中に、

全体と部分。ゲシュタルト。

ミクロとマクロだ。

相対も、フラクタルも、全部、ここなのだろう。

今後、これに行き着くんじゃないかと思う。

そう考えると、仏教って早いなー、イケてるなー。

ダンスを使った手法でコレを学ぶというのは、頭じゃなく、身体で理解できるから。
英語で言うエンボディメント(体現)
「空」この感覚、すごいなあ。。。

あいかわらず人のおうちにお世話になりながら、ゴハンをつくって、皆で食べて
楽しい居候暮らしの4日間。

今回はスタッフとして参加なのもあり、
様々な準備から、楽しく、いつもとひと味違ったワークショップのとりくみかたも体験している。

「教え始めたなら、なおさらもっと習え」

私の先生がそう言った。

納得。

アストリッドが教えてくれた事

発音のクラスを受けたほうがいいよ、とパラシャクティに言われた。
パラシャクティは極端にストイックでスピリチャル&儀式オタク。
「こうでなくてはいけない」系な女性。だから、評価も厳しい。

「あなたの英語は伝わらないから、滑舌のクラスを受けたほうがいいわ。
だって、いずれは英語ででも、教えるんでしょう?」

それもそうだな、と思っていたところに
同じダンスクラスに通う、アストリッドという美しい女性がアクターであり、歌手であり、滑舌、発音の先生もしているという事が判明し、彼女から数回、英語の発音を習う事になった。

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彼女の歌のパフォーマンスを、ハリウッドのミントやハウスオブブルースへも見に行ったが、まーったく楽にパフォーミングをしている。

今、私は教え始めたばかりで、特に英語が絡むと
緊張する。足が地に着かなくなるので
それはどうしたらいいの?どうしたらあなたのように楽に楽しめるの?と聞いた。

「まず、その1は、慣れね。
そしてその2、これは自分が何を伝えたいか、
なぜ人前で話すなりパフォーマンスをするのかが、明確であること。
これがはっきりしてたらアガらない」

と言った。

また、今まで、話す事で人を傷つけちゃったとか、そういうトラウマがあると、自分で自分の喉を締めちゃう。
自分に喋っていいよ、という許可を与えてないのよ、と。

「私はオペラ歌手の母親と、大学教授の父親に育てられ、
親と自分をいつも比べ、私は歌っちゃいけないんだ、と思ってた。
だけど、ある日、自分に許可を与えたのよ。
私も表現していいんだ、って。

だからまず、自分に許可をあげて

そして、もう一つ。大切なキーがある。
それはね、聞いてもらおうと努力したらダメ」

え?じゃあどうやったら聞いてもらえるの?と聞くと

「聞かせる、って”決める”の。その決心なの。
それだけで声の質がまったく変わって、
人がびっくりするくらい聞いてくれるから」

こんな教え方をする先生はいない。
アストリッドは、かなりスピリチャル。もしくは心理学的だと思う。

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そして、今日のクラス。

10人のアメリカ人相手に、マイクを持って、
今日は自分が声を出して表現していい許可をあげる。

はじめはちょっと緊張しながら Good Moringと言った。

ラリーがすぐに飛んで来て
「聞こえないからマイクのボリュームをあげて」と言う。

アストリッドの
「聞いてもらおうとトライしちゃダメ。聞かせるって決めるの」

これが頭によぎり、
ゆっくりと、英語の発音の特徴である母音を長く出して、
歌うように話すと、
ラリーが、指でオーケーマークを出した。
「ハッキリわかる!」と。

私はボリュームは一切いじらなかった。
が、アストリッドの言っている事を体感した。

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滑舌のクラスを受けろ、と言ってくれたパラシャクティにも感謝。
パラシャクティはオモろいヤツなので、彼女の事はまた今度の時にでも。。。

脳に時間軸はない

ここ最近、脳科学っぽい本を読んだり、
実際にワークショップに出向いたり、
ウエブでセミナーを受けたりするご縁がある。
好きだから「引き寄せて」いるのだと思う。

以下、健忘録

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脳には時間軸はない。

あのとき、辛かったわ、と思う事。
過去の事なのに
実際、脳は、「今」辛いという事実を体験している。

そして、
出来事に感情が伴えば伴うほど、
脳内でニューロンがバチバチっと反応しあい、
その記憶をつなげるのだ。

昔辛かった事を思い起こせば思い起こすほど、
辛いのは脳的には「今」 
しかも辛い、悲しい、嬉しいなどの「感情」が伴えば伴うほど
記憶の溝は深くなる。

従って、次に何か似たような事があったときも、
車輪がワダチにはまっていくがごとく、
その経路へ(つまりこの場合「辛い」へ)吸い込まれるようにして通ろうとする。
路が着いている場所へ流れるのが楽だから。

だから、今、ウソでもポジティブに思っとけ。
ポジティブの臨場感を持って、
脳にポジティブのワダチを創り、強い溝を作って
未来をそのように変えましょう、

というのがいわゆる「引き寄せの法則」
という考え方の大元。

ありがとう教も、ホオポノポノも、斉藤一人さんも、
仏教も、ヨガも、苫米地さんの本も、ジョー・ビタリーも
バシャールも、ドランヴァロも、AYAも、、、
みな、理にかなってる。

皆、違う切り口で
同じ事を言ってるだけ。

「ありがとう!と言うのが素晴らしい」
「パワースポットへ行くと力をもらえる」
のではなく

物事は物理なのだ、量子力学なのだ、という事。

===

私の世の中は、私一人しかいない。
私の現実は、私一人しかいない。

今をどう感じるか。
今この瞬間をどう使うか。

自分流に。

それに加えて、同時に
Bigger Pictureを見る、感じる。

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学ぶ時、創るとき、踊る時、エネルギーが交わったと感じた時に
アドレナリンとエクスタシーを感じる。

そんな自分でいいんだな、と思う、今日。

最も美しいクラス

下書きのところに、残っていた。

2014年に5リズムの先生になって、半年くらいの時に書いたものを今更ながら出しちゃう。

アップする時に躊躇したらしい。当時は、人が来てくれないとカッコ悪いと思っていたので、投稿することをためらった模様。若いな、ワタシ。

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毎週のクラスを初めたばかりで、
定着するまでがんばるしかない。
ようやく人が来てくれ始めた!と思ったら、またゼロに戻ったり。
それをいちいち嘆いたりしないように、
勉強をさせてもらっている。

だいたい、女王気質で生きて来た私には、
人が来てくれないなどという事は、そもそもすごい屈辱なのだ。
その屈辱を嫌というほど味わいぺしゃんこにされる事。
実はこれが先生になったときの
一番のイニシエーションであり、ここから最も多く学ぶのだと多くの先輩先生達は言う。

この日のクラスは、いつも来てくれるメンバーから、のきなみ
「今日は無理なの、ごめんね」という連絡をもらい、
自分の勘からも、今日は誰もこない、と感じ、
しょぼんとしていた。

そんな私の様子を見ていて
こくまろカレーを2杯食べたにもかかわらず、
「よし、じゃあ僕がクラスに行こう!」と、夫がついてきてくれた。

ハリウッドからレドンドビーチまで一時間。
ナーバスになりながら車を走らせる。
もしかしたら、もしかしたら誰かが来るかもしれない。

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場所についた。

いつもと同じようにオルターをセッティングし、
いつもと同じように音楽をかけ、
いつもと同じようにガイドをはじめる。

皆、遅れているのかもしれない。

軽く柔軟と動く瞑想をし、30分、ひとウエイブたって誰も来なかったら
夫と一緒に帰ろうと思っていた。

誰もこないままひとウエイブ終わり、
「どうする?」と聞くと
「いつもと同じようにやろうよ。いいよ、僕は1人でも、ちゃんと最後まで受けるから」と夫が言った。

 

彼の調子をみながら、彼に何が必要かを感じながら
しっかりとやった。

彼に必要な言葉をなげかけ、
一緒に踊る。エネルギーで踊る。

今日のテーマは「受け取る」

夫は一生懸命形、汗をいっぱいかいて動いた。

折しも彼のお母さんが亡くなって1ヶ月だったので、「お母さんから受け取ったもの」というキーワードも入れて、彼は亡きお母さんとのペアダンスを踊った。

終わった後、彼がひとこと

「スタジオを暗くしてくれたから君は知らないかもしれないけど、
・・・いっぱい泣いた。今はとても悲しかったことが愛おしいような、癒されたような感覚だよ」

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この1年、練習クラスも入れて、教え始めて
もっとも美しいクラス。

相手のニーズを読み、私がプッシュしないでガイドする。。。

ハリウッドの自宅にいたら、プライベートクラスなんて起こらない。
わざわざレドンドへ出向いたからこそ出来た事。

これを経験させてもらえた事、
とても嬉しいと思う。

「君はとてもいい先生だよ。しっかり自信を持って続けたらいい。
このメソッドが必要な人ばかりじゃないかもしれないけど、
これをやったら 自分が助かると思える人もいっぱいいると思うよ」

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ありがとう。

あなたは最高の夫です。
こんな夫にサポートされて、私は最高に幸せモノだと思う。