アカデミー賞の影にこの女性あり

ブラピとか、ハルベリーとか、ビヨンセにはじまり、シルベスタスタローンまで、いわゆるセレブは必ずといっていいほど、彼女のクラスを受けたことがあるのだという女性。そういえば、ハルベリーが「彼女なしで私のオスカーはありえない」と号泣したスピーチは感動的だった。その「彼女」イヴァナ氏。

「見たい!」

その気持ちは岩をも動かし(笑)、ついにアクター以外は普通入れない、しかも同じアクターでもマスターコースとよばれる上級のクラスを見せてもらえることになった。

まず、役者さんたちがシーンを演ずる。
それにたいしてイヴァナ氏が「指示」を出す。
そして、もう一度、同じシーンを演ずるのだが、、、

これが同じものかというくらい変わる。

38倍良くなる。タマげた。

イヴァナ氏はダメ出しをするわけではない。ただ、アクターたちに設定を指示するのだ。こころの設定、感情の設定、それを役者の実生活と結びつけさせ、そこにアンカーをおいてあげるのだ。

また、とても優秀な役者さんがモノローグをした。コメディだったので、ひっくり返るくらい笑って、こんな完璧な演技には、何も直しなどないだろうと思ったら「あなた、侮辱されたことある?侮辱された時の気持ちを持ったまま、もう一度同じようにやってみて」と言った。

そしたら、みている側は笑うだけでなく、涙がツーっと頬を落ちるような、そこにいる役者さんの人生が見えるキャラクター作りに変わって、印象がググっと変わったのだった。

私は5リズムというソーマティック(体を使った)ムーブメントをしているから、体からウソがわかる。第一回目にアクターたちが演じたシーンだと、たとえ演技は怒っていても、体が怒ってないとか、そういうウソがわかる。

それをどうやってイヴァナ氏はなおすんだろう?と思ったら、そんなモノ、彼女は直さずに、「こころ」の設定を直すのだ。すると、結果としてカラダはついてくる。ココロにウソがなくなると、カラダにウソがなくなるのだ。

役者さんに人生を背負わせるから、とたんに人間味が出て、演技ではなく、一人の人物としてリアルになるのだ。それを見る私たちは、感情移入をしやすくなるのだ。

しかし、その指示を出すイヴァナ氏を見ていると、彼女は演出家とかそういったものである以前に

”シャーマンだ”

いやーー、すごいモノを見せていただいた。

ハルベリーしかり、彼女をメンターとする人がたくさんいるのがわかる。
私も女優だったとしたら「この人がメンター」というと思う。
女優じゃなくても、この人は私が勝手に思う密かなる自分のメンター。

しかし、彼女と一緒に仕事をした人たちは、皆、とてもスピリチャルだと思う。

UFOやエンジェル、聞こえる、見える、とか関係のない、「本当の意味での」スピリチャルね。

改めてアクターという仕事に敬意を評する。

5リズムとも考え方がとても近いと思う。
こころを再現するお仕事。
カラダがウソをつかないお仕事。
自分の人生を役に(踊りに)入れるお仕事。

アクターもダンサーも、本来は技術ではなく「インナーワーク」である。
そこをわかっていないパフォーマンスは、「仮面(マスク)」の域を出ない。

「アクターとは心のアスリートである」 by ガブリエルロス 5リズム創始者

 

日本語版 イヴァナ氏の著書 白石哲也 訳  役者の方は是非読んでみて!

https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=masayola-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=456008453X&internal=1

(日本人でチャバック式演技術のティーチャーズトレイニングを受けた先生がいらっしゃいます。白石さんご本人と、トリさん、もうお一人はなんと桐朋学園演劇科の私の後輩でした!)

 

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中