ロックスターとコミットメント

ケイトは、最も尊敬する先生の5人の中の一人だ。

20歳近辺で5リズムと出会い、その後すぐにティーチャーの道を選び、もう25年教えている。
白髪まじりのモヒカンで、超どぎついことを平気で言う根性の据わった愛されキャラ。
彼女の語録をそのまま本にしたいくらい面白い。

「なぜ人生が辛いかわかる?自分を生きてない、偽って生きてるからよ。私はあんたたちより少しだけ強い。なぜかわかる? なぜなら隠し事がないから。ワキが臭かったら自分で”私は臭い”って言っちゃえば楽になるのに、人は隠そう、隠そうとする。だから辛いのよ!」

「この世の中、タブーが多すぎる。タブーにパワーを上げるからもっとタブーになる。チンコだって、マンこだってタブー。マジで!!だって、皆ここから出てきたんだよ!どんな聖人もここから作られてるのに、どうして隠したり、タブーにしたりするの?変でしょう?これは命の源なのよ!」

「皆、同じように闇を持ってる。誰だって首 吊っちゃいたいのよ。だけど実際にはできないから、踊りを使ってソレらを解放してあげるんじゃん。死にたいのはアンタだけじゃないのよ。一人でそこで自分を抱きしめてるのもヨシだけど、それはセンズリに過ぎない。ある程度味わった後は足を動かして、そのクソな自分を踊りにして出してあげなさい!」

そういうことを平気でクラスで言う。

===

英語ではカッコいい人のことを「ロックスター!」という言い方をするのだが、本当にカッコいいのだ。みんなが「ケイトに自分をわかってほしい」「ケイトに癒されたい」「ああいう人に叱られたい」みたいに思うのだ。

が、そのように、人に「〜〜〜されたい、してほしい」と思っているようでは、ロックスター街道はいけない。自分が「私も〜〜するぞ!」という自立型にならないと意味がない。

===

ケイトのコミットメントはハンパない。

とある時、ケイトは生徒に向かってこう言った。

「私はすごい真剣にこれ(5リズム)をやっている。楽しい楽しいダンスのためにやってるのではない。私のやり方が気に入らなかったら、今すぐ、さっき払った$20持って出て行きなさい。私は一向に構わないから。それはあなたの問題で私の問題じゃない。ここへ来るからには、私は私と一緒に、5リズムを瞑想として、生き方として練習をしてきている人たちを守る義務がある。好きに踊りたいのなら、アメリカお得意の自由を振りかざしたいのなら、ここはあなたの来る場所じゃない。払った$20持って、今すぐ出て行きなさい」

ケイトみたいな人と一緒に毎週長年練習としての5リズムをしていると、鎧なんてバンバンに剥がれるばかりか、鎧を着ていること自体が不思議になるんだが、日本ではまだまだ鎧に悩まされている人たちがいるのだと思う。

全く踊れない人も関係なく踊れるので、初めて来た人が、たった一回のケイトのクラスで人生変わっちゃう人、いっぱいいるのだ。そういう様子を見るのも嬉しい。

いずれこの先生を日本へ連れていけたらと思うが、LAのサブの先生カバー(数年後、先生が2人くらい増えると思う)と、私の英語力と、日本での動員力が揃った頃、おのずから話が盛り上がるのだろうと思うから、今は放っておくことにする。

ーーー

去年、この先生に背中を押してもらい、彼女がいない3ヶ月、彼女のクラスを英語で教えることになった。おかげで去年の夏は3ヶ月、プレッシャーと緊張で下痢だった。

そしてこの夏、またこの先生は2ヶ月いない。
が、今年の夏はこの先生からは何も言われなかった。
その代わりに、生徒たちから「マサヨが代わりに教えてくれるの?」という声が上がり、私はしばらく考えた後、2ヶ月クラスを教えてもいいかと彼女に聞いたら「アンタからソレ言ってくるの、待ってたのよ!」

で、受け持つことになった。

そこには別なロックスター、かおるちゃんがいて(彼女はホンモノのミュージシャンだから文字どおりロックスター)、彼女が後押ししてくれたのもあった。

「私があなたならそのクラスやるわよ」とかおるちゃん。
「え〜?だって、私月曜に自分のクラス教えて、その翌日の火曜にその新しいクラスだよ?DJの音楽考えるだけでも大変だもん」
と言ったら
「だって、クラスもステージも、数こなしてナンボでしょ? それに月曜のあなたのクラスと、火曜のトパンガのクラスでは来る人違うんでしょ? じゃ、月曜と火曜の音楽、変えなくていいんじゃん。コンサートと一緒じゃん。毎日同じ演目で、違う場所でコンサートするよ。観客違えば違うステージになるって」

そーだな。

ミュージシャンのいうことは信憑性がある。

この夏はコンサートだと思って、クラスをやればいいのだ。

===

昨日の夜、ケイトのこの夏最後のクラスがあって、
クラスが終わる時に、私は皆の前で紹介された。

帰りにケイトが
「いい? とにかく、あなたが楽しむこと。
 そして何より、あなた自身でいること。」

そう言って強く抱きしめ、
互いに日本語で
「アリガト、センセイ!」と言い合って笑った。

いずれケイトが呼べるように、私も頑張ろう!!

===

ロックスターとは、すっげーーーコミットメントしてる人たちのことを言う。

私も、ロックスターになれるように、私のやり方で、私らしく。。。

コミットメントする。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中