1分の測り方 ちょっといい話

「プランクチャレンジ 1分の測り方」で赤とんぼを歌うというのを
昨日投稿したと思ってたら、投稿されておらず、下書きの中にあったので
今日は続けて2つ。

1分の測り方、
私みたいなファンキーなヤツがなぜ「赤とんぼ」かというと。。。

若い頃、私はミュージカルに出ていて
その中でApple Treeという伊藤蘭ちゃん主演のパルコ劇場のものがあった。
演出は篠崎光正で、そこに出ていた中に 今の浅野和之さんとか
結構面白いメンバーもいた。

その時の音楽監督が 内藤法美先生(故人)

彼は、越路吹雪さんのごご主人で、音楽監督。

越路さんのことをワイフという呼び方は
30年前ではとても斬新だった。

「ワイフはね、あんなに大スターなのに
ステージに上がる前はとても緊張するんだよ。
そこでね、僕がこのお茶を淹れてあげるんだ。
するとワイフは、ゆっくりリラックスし始める」

と言って教えてくれたお茶の淹れ方。

以下、内藤先生のコトバ

===

お湯を沸かすでしょう?
沸騰させたそのお湯をね、一度湯のみに入れて
少しお湯をさますんだ。

その間に急須にお茶っぱを入れる。
別にそんないいお茶じゃなくてもいい。
安いお茶だって構わない。

そして、お湯が熱燗くらいに冷めるのを待ってから
お茶っぱを入れた急須に入れる。

ぬるめのお湯でゆっくり淹れてあげるとね
安いお茶でもとろっとして甘みが出るんだよ。

お湯を入れたら1分半待つんだ。

  夕焼け小焼けの赤とんぼ〜
  追われてみたのはいつの日か〜。

これをね、ゆーーっくり、ゆーーっくり歌うと
2番まで歌って1分弱。
3番まで歌って1分20秒ちょっと。
一呼吸おいてから
さっき熱湯を入れた湯のみに入れる。

ほら、飲んでごらん?

===

そのお茶は本当にとろっとして、甘くて美味しかった。

1分だろうが1分半だろうが
そういうことではなく

お茶を淹れるときに
お茶にゆっくりと時間をかけて
お茶にゆっくりと歌を聴かせてあげて
そのエネルギーが全部入った
優しい飲み物になるんだと
私は思っている。

この話は私の宝物。

今もプランクをしながら赤とんぼを歌うたびに
亡き内藤先生を思い、
彼のお茶に込めるエネルギーと愛と、
奥さんを思う気持ちに
少しだけキュンとする
カリフォルニアの青い空の下。

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