金本先生は赤信号で

小さい頃にあった出来事で、
みょうに覚えていることがある。

信号で止まって、「チッ、長いな」
と思う時に思い出すのは
小学校5年の時の、金本先生の言葉。

当時まだ若かった金本先生は
ピカピカの靴を履いていて、
面白かったが、絶対に媚びず、
あんまり深入りしないくせに人情味のある
とても素敵な先生だった。

多分、当時30歳になってないくらいだと思うから
今考えるとえらい若いなあ、と思うが
小さい頃は手の届かない大人にも思えた。

ルーキーズの先生みたいな顔をしてた。
(ハンサムではないが、イケてた)

その金本先生の言葉

「ワシな、赤信号で止まった時、
 いっつもやったら腹立っとったんや。
 誰やこんなとこに信号つけやがって!って。
 そやけどやな? ある日、
 ”せや!今度赤になったら
 いっぱつ、タバコでも吸うたろ”
 思たワケやな。
 
 したら、赤になんかならへんねん。
 なっても、すぐ青になる。
 こんだけ毎回赤でハラ立つんやさかい
 タバコいっぱい吸えるやろおもたんやけどな、
 実際、タバコ吸う暇なんかあらへんのや。

 せやから、いややなあ、思たことも、
 ひっくり返る、っちゅーことだけ、覚えといてくれ。

 ほな、今日の授業は終わり!」

いいなあ〜。
いい先生に恵まれたなあ〜。

先生、今はどうしてるのかな?
もし生きてらしたら、うちの親と同じくらいだと思う。

お元気でね。

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