ザ・松田の言葉より

日本の文化的なものとして、
「耐える」「悲しい」「儚い」「自己犠牲」
みたいなものが美しいとされている。

それは確かにある観点からはとても美しいが
全世界共有ではない。
国によってメンタリティが変わることは超実感ずみの
はやアメリカ在住20年!(自分でもビックリする)

たとえばアメリカでは
セックスはぱっかーん!と開けっぴろげだし、

日本は
セックスは蒸し暑い中、電気とか冷房つけずに汗かいて
声を殺して、みたいなのに萌える人も多い。
(俺はそういうの、好きなんだよなーといった人がいた)

セックスのことはおいといて。。。

その昔、私が言われたことをシェアさせていただく。
起き抜けにいきなりソレを思い出して、
どこからか「書け」と言われた気がした。
 
 
私は別に「誰々知ってる」とか「誰々にあったことがある」とか
そういうことを自慢するつもりはないが
その時の感じを生々しく表現したいので
あえて名前を出させていただくとすると、

今はなき、松田優作さんという俳優さんがいて、
映画版の「探偵物語」に端役で出してもらったときのこと。
 
 
根岸監督が、スタジオにいた私を捕まえてこういった。
 
「おまえ、松田さんに挨拶しとけよ。
 松田さん、オールラッシュ(荒編集)を見て、
 お前のこと褒めてたぞ」
 
その時代は「誰かに褒めてもらえる」イコール自分の価値だったから
もう、ウホウホで、
「松田優作に褒められた、松田優作に褒められた」
を胸にスキップしながら
松田さんにご挨拶にいった。
 
すると、あのカッコイイ松田さんが
「さ」を連発しながら

「あのさ、日本ってさ、
 コメディをする女優が湿ってるんだよ。
 泉ピ○コにしても、誰にしてもさ、
 泣き顔のコメディエンヌが多いんだよな。
 
 それ考えるとさ、お前のカラっとした感じはさ、
 純粋に乾いたキャラでさ、すげえ貴重だと思う。
 アメリカ的なんだよな。パッカーンとさ、
  
 だからおまえ、いいか?
 役者、やめんなよ。続けろよ」
  
  
(*私の出演部分は時間の都合で残念ながら大幅にカットされ
 その上、仕事が続かなかったので役者はやめてしまった)
 
===
 
そういえば。。。
 
 
「私はこんなにやってます!」という泣き顔の承認欲求。
その泣き顔を隠すように笑う、2重にツイストした承認欲求。
  
これ、案外多い。
被害者意識的の裏返しの上向き志向の「フリ」
こんなかわいそうなアタシがこんなにがんばってるのよ、的な主張しか伝わってこないのはもったいない。
中身がいいものであればあるほど、もったいない。
 
ほどいてシンプルにしたらいいと思う。
 
別に悪いと言っているんではない。
 
ただ「それがいいのだ。それが良識なのだ」と
信じているのは、
単なる「植え付けられた信念」の縛りですよ、
と。
私も自分で縛っていたからよくわかるのだ。
 
 
これに関しては、インドの聖人OSHOも
ドン・ミゲル・ルイスも(5th agreement)
ガブリエル・ロスも(Maps to Ecstacy)言っている。
 
「ルール」や「常識」、「べき」は、
あくまで社会生活を円滑にするための手法である。
本当に必要か、すべて疑え。
そこに固執しているうちは「自分」ではない。
 
 
だから、義務に縛られて
無理やりがんばらなくてもいい。
 
なんか、そこのルールのなさが、
ザ・松田が言ってくれた
私のカラっとしたところだったのかな、と思う。
 
 
 
まね、がんばるな、と言っておきながら
反対のことみたいに聞こえるけど
ここだけは見失わないで欲しいポイント、を見つけたので言わせて欲しい。 
 
「がんばらなくていいけれど、
 逃げないで。
 夢中になることは必要」
  
 
変化、変容のために、プロセス「大変な場所」とか「エッジぎりぎり」を通る必要はある。
それは物理だからしょうがないと思う。
ヒヨコもタマゴを割り、蝶もさなぎから出る、そんな物理。
 
ここ、大事。いわばカオス〜リリカルへいけるかどうかの部分。
 
ここをごまかすと、ニセモノの「超越感」となる。
自分で汗かいて、やるしかないのだ。 
 
そして、今思うに、
当時の私は、玄人うけする役者の卵だったにも関わらず
「努力、恥をさらし、自分をさらすこと(カオス)」を
怖いと思って、そこから逃げた。
 
この、プロセスである「カオス」から
逃げちゃったから売れなかったのだと今ならわかる。
 
逃げたことのある私が言うんだから信憑性がある。
 
ここの努力は大事なんだ。
努力って努力じゃないんだ。
むしろ、夢中!
 
これやらなくていい人は一握りのシンデレラ。 
シンデレラっつーやつは、ハンパない運命の役割と才能、
とてつもない強い意思を持ってて
その意思で「魔法」を完璧に信じ切っている。
すげえんです、シンデレラって。マジで。
私はそういう大女優や大アイドルのシンデレラたちを間近で見て、
自分は残念ながらそうじゃない、と知ってしまった。
いや、あきらめてしまったヘタレなんです。
 
 
シンデレラではない私は、
やり続けるしかないんだ。
あがくしかないんだ。
エッジぎりぎりまで。。。
 
 
セックスでも、イったフリしてたら
本当には「イカない」のと同じ。
私は、ただ本当にイきたいのだ。
 
でもイクためには大変じゃなくても、
楽しくてもいいわけだ。
楽しくあばれる。
楽しくイク!
 
 
 
松田優作さんの思い出から、
またセックスの話に戻ってしまった。
 
5リズムのカオスも、
そのように踊ってもらえたら、って思う。
 
過去の栄光を話すつもりなんかじゃない。
だって、栄光どころか、売れなかったし。
 
 
なぜこんなことを熱く書いているのかわからない
コーヒーがウマい、美しい朝。
 
 
けっこう意味不明で長いのに
読んでくれた人、ありがとう。
 

 
 
明日から、ケイトのワークショップ「Hardcore Vulnerbility」
サクラメントへ行ってきます。
 
フェイスヨガのふみこちゃんも初参加。
いつこさん、ひなちゃん、日本からさえちゃんも一緒です。楽しみ!
 
 
写真は本文とは関係ありません。イメージです。
1)モンドリアンホテルの横、ハウスオブブルース跡地。
  こんなに掘ってる。
2)キキたん@ドッグパーク
 


 

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