世界へ発信 タマちゃんのお話3)

ことの発端は

ビバリーヒルズ、かおりちゃんの村おこしから始まった。 1を読む
 
そして、正木坂剣道場で5リズムをやった時に
500円玉握りしめて走ってきたのがタマちゃんである。2を読む
 
 
 
 
=== タマちゃんの話 ===

正木坂剣道場以来、
5リズムにとても積極的に来てくれている、柳生在住の「タマちゃん」
 
日常にも5リズムを積極的に取り入れるようにしている。
彼女は、4人の子供のうち、二人が重度の障がい児だというお母さんである。

「マサヨさん、あのな、マサヨさんが教えてくれたやろ?日常の中に5リズムがある、って!せやからメイちゃんをおふろ入れる時に5リズムを使ってみたんや。そしたら、こんなことがあって!嬉しすぎる悲鳴やわ」と笑い泣きしながら連絡をくれた。

私もとても感動したので、速攻でヘッドクオーターにメールした。

実は私、普段こんなことはしない。
だけど、この時はなんだかとても突き動かされたし、
私自身が障害経験者なので、なんか書かずにはいられなかったのだ。

すると、アメリカの5リズムの本部から、
ニュースレターに掲載したいからタマキに連絡をとってインタビューして記事を書きなさい、と言われた。

以下、私が送った時の、英語の元になる日本語のタマちゃんのインタビュー覚書き。
これを元にした私の英語を、エディターさんが直して掲載してくれた。

▶︎▶︎▶︎▶︎

タマちゃんは、この1年、積極的に5リズムに参加してくれている。
4人の子供のうち、2人が障がい児。
子供を産む前は、精神を病んだ方のための福祉施設や病院、障害者のための病院で15年間勤務していた。
その時に、何にでも薬を投与していたのを実際に見てきたが、現在、11歳の自らの障害を持つ子供に5リズムを適用し、その効果に希望を見出している。

〜〜〜 タマちゃんからの話 〜〜〜

我が家の長女メイちゃんは小学校5年、11歳。
155センチの自分の肩くらい。体重は30キロくらい。
重度の発達障がいで、知能的には1歳半くらい。
会話は出来ない。連ねられる単語は2~3個が限度だ。
ハイハイできなかったから、うまく体の筋肉が作れてない。

まる、三角、四角がわからない。色も全部「黄色」
トイレもまだ無理で紙おむつを履いている。

感覚障害がある。段差でも、普段の場所でないところで転ぶ。新しい場所でも転ぶ。
肩から上、触られると嫌。頭を洗うのは拷問。

思い通りにいかなくなったら物を投げたり人を突き飛ばしたりしてしまう。
悪い事だとわかってるから、それをやってしまった後、自分を叩く。これを自傷行為という。

メイちゃんのペースで生きていると問題行動は起きないが、普通の6~7倍ゆっくりのペース。急がすとパニックになる。自分の気分によって動く。気持ちに沿うことしか知らない。

親にとってはお風呂が一番の悩みのタネ。
小さい時は抱えていけたので良かったが、大きくなってきて抱えられないから、頭を洗うのが大変。
自分の気分に忠実すぎるため、湯船から「出ないの」と言い出したら大変。

そんな時は湯船のお湯を抜いたり、最悪な時はよくないとわかっていながらも電気を消して、恐怖でお風呂から上がらせる時もあった。

=== 「すべての中に5リズムがある」なら???お風呂で使ってみる。

5リズムを受けて以来、Masayoさんから教わったガブリエルの教え「すべての中に5リズムがある」が妙に耳に残っていた。
「5リズムを日常で生かしてね、て言うてはったわ!せや!メイちゃんのお風呂に使ってみたらどうやろ?」と考えついた。

最初は湯船をゆっくりとかき混ぜて、フローイング。
綺麗ねえ、丸がいっぱいね〜と言うと、メイちゃんは水に描かれる円にうっとりと見とれて楽しそうにしていた。

もう充分だな、と思った時に、お湯をパシンと腕で刀みたいにして割った。
「メイちゃん、Goよ、スタッカートよ、行くよ、行くよ!」
と包丁で切るように、マーチで行進するようなポーズで、リズムカルな音を出して、
「立つよ!」
というママのダンスに合わせて洗い場まで出た。

「じゃ、次はカオスやるよ、と、ブルブルするよ」
って泡を立てて、ブルブルぶる、
「シェイクシェイク!」
と言いながら、洗ったら、キャッキャ喜んでブルブルとシャンプーも終わり!

タオルで包んで、優しいね、優しいね、きれいねー、リリカルねー

湯船にゆっくりつかろう~、って。じゅ~~~、って自分をしみこませる音を立てて、
満たされていて、その後も静かにスティルネスで湯船から出て、寝床へ行った。

ありえへん!
こんな楽なお風呂!

すごく嬉しくなった。

母が悩んだり、シリアスになってると子供は断固として動かない。
ユーモアで5リズム、そうすると母そのものが楽しんでいることに子供が安心する。
5リズムでMasayoさんが言う「安全な空間を作る」って事だと思った。

母、そのものが5リズムをしてるのを楽しんでいることがメイちゃんに伝わったのもあると思うが、とにかく、お風呂が楽チンだった事にビックリした。

続く>

全世界へ 発信!タマちゃんの話1)

2016年の4月8日。

その日に、
タマちゃんと、かおりちゃんと、黒田さんが出会った。

4月8日は お釈迦様の誕生日。

===

「かおりちゃんのこと」

そもそもの発端はビバリーヒルズに住む 清川かおりちゃんだった。

最初は写真のクライアントさんとして、
ご家族のフォトを撮らせていただいたりしていた。

そのうち、なんとなく気が合って、
折につけて連絡を入れ会い、
私は彼女の一本筋の通った気質が大好きだった。
 
 
彼女は時々私のクラスに出てくれたり、
LAの、ケイトシエラのクラスへ誘って一緒に行ったり。

「5リズムやると、自分に戻れるんです」
と、5リズムで大泣きしたり、大笑いしたり。

私のクラスやワークショップも、とても応援してくれている人だ。
 
 
そもそも
「私は木の陰に溢れてくるような、木漏れ日でいいんです。陰から応援する人間として」
云々かんぬんとかおりちゃんがホザいていたときに

「あなたが木漏れ日のワケがないでしょう?
 スポットライトをガンガンに浴びる人なんだから!
 光の種類が違う。
 もっとしっかり表に出なさい!」

と私が言ったことが、彼女の背中を押したんだそうな。

 
そして、
去年の春のことだった。
 
「マサヨさん、日本でワークショップするとき、
 一つご提案があるんですけど
 実は今、私、

 ・
 ・
 ・
 ・
 ・

 ”村起こし” してるんです!」

  
 
 
え‥ ‥ ? 

  

「実はいま私」
と言われて普通考えるのは
「離婚」「病気」「恋人ができた」だが、

まさかの私も、「実はいま私」と言われて

いやーーー、村起こし は、考えつかなかった。。。
 

なんてファンキー!!
 
 

  
この人はある意味、”いつも” 唐突にオモシロイことをするので
ビックリさせられる。
 
 
5月になったら、またビックリさせてくれると思うので、
それはその時に。。。
 
  
話を戻す。
 
「奈良の柳生って言うところなんですけどね、
 柳生政宗とかで知られる武道の村なんですよ。
 昔はたくさんの人が剣を習いにきたそうです。
 
 立派な剣道場があるので、外から村に人を連れてきて、
 ここでワークショップしたらどうかな、と思って。。。
 
 で、村人も参加させたいんですけどね、
 村人はお金ないんです。

 だから、村人だけワンコイン(500円)で
 参加できるようにしてくれたら、
 私、それ以外は人を集めます!

 多分、タマちゃんって言う、家でヤギとか飼ってる
 ちょと面白い子も来ますよ!」
 
 
  
私は、ロサンゼルスに住みながら、
なぜか奈良の柳生の村起こしの一環に足を踏み入れた。
 
 
 〜 〜 〜

2へ続く

グレゴリーのイシュー

グレゴリーと初めて会ったのは、1年ほど前。
フローが始めたコンシャスダンス(5リズムもソウルモーションも意識のダンス、コンシャスダンスと呼ばれる)の、ボランティアクラスでのことだった。

美しく黒い肌の、やせっぽちのハンサムなグレゴリーは、動くと言うより、固まっていた。
彼は、家がなく、心が折れていて、施設に住んでいた。

それから後、グレゴリーは、カルバーシティーのロッジでの、すべてのダンス・クラスに顔を出し、お金がないのでクルーとして参加するようになった。
今では、誰よりも会場のことを知り、皆のサポートをしている。

恥ずかしがり屋だった彼は、ダンスのコミュニティに馴染み、だんだんとハートが開いてきた。
最初は絶対に私と顔も合わせなかったのに、一緒に踊るようにもなってきた。

彼はモバイル(スマホ)を命とし、
FBをやっていることがわかった。

私も彼にリクエストを出した。
が、いつまでたってもフレンドにならない。

で、ある時、グレゴリーに聞いてみた。

「あ、ごめんごめん。あんまり面割れしたくないからさ」

それから数ヶ月。
彼はいろんな人にFB申請を出し、一緒に写真を撮ったりしている。

あるクラスの後、彼は私の後をついてきて、
私がご飯を払うハメになったのち、その次からも私の後をついてくるようになった。

FBフレンドを断ってるヤツになんでメシご馳走するんだ!
と狭い心が押し寄せたので、特別な理由がないとご馳走はできない、と断った。

でも、その後も実生活では仲良しが続いていた。

で、昨日のクラスの後、

2人の女性とご飯を食べに行ったら、グレゴリーもついてきた。

早速2人にFB申請をするグレゴリー。

私は笑ってしまって

「ねえ、グレゴリー。いつになったら私たちはFBの友達になれるの?
 そろそろ友達になってくれない?」

と聞いたら

「あのさ、SNSは俺の命なんだよ、だから好きな人しか入れない」

おおおおおお!なんとはっきりした答えなんだ!
なぜ嫌いかは言わないけど(多分本人もわからないんだと思う)、とにかく私が嫌いなんだ。

私以外のダンスの人はほとんどFBフレンドなのにさー。

ってことは、そこまで好かれない私は、
グレゴリーの過去のトラウマの誰かとエネルギーとかが似てるに違いないな、と思った。

そう、これはグレゴリーのイシュー(問題)

時々、聴いてみることにしよう。

「ねえ、もう友達になる気になった?」って。(笑)

余計なことするって悪くない

アメリカに住んで 
アメリカいいなあと思うのは
人が優しい。
皆、一言 かける。

昨日のスーパーのエレベーターでも
「あ、大丈夫よ、開けておくから」とボタンを押したら
「ありがとうねえ〜、こんなご時世だから助け合わなきゃね」
「ほんとにねえ〜〜、、、」
「うん、互いにサポートしなきゃね」
「うん、小さなことでいいんだよね。こうやってちょっと先に譲るとか、ドア開けたげるとか、それだけでも随分と心が救われるものね。頑張ろうね」
「ありがとうね」

って、たったの30秒の中で、
全く知らないもの同士が会話をし、
暖かいエネルギーが流れた。

今日歩いていたら、
人が駐車場で倒れており、
そこへホームレスがびっくりして心臓に手を当てにいき
脈を測る様子を見たので、
私も近くまで行って大丈夫?と聞いたら
「脈はある」
とホームレスが言った。

そこを通り過ぎようとした、
20代前半のグループが
皆、「大丈夫か?」って
心配して、近寄ってきて

結局大丈夫だったから皆、解散したけども

なんか、その優しさに、
涙が出そうになった。

スーパーのレジでも
一言
「ありがとう、そのネックレス素敵ね」
っていうことで
彼女の1日はちょっと嬉しいものになるだろうし

ほんのすこし、
ほんのすこしだけ

効率ばかり考える1日に色を添えるべく
何かいらないこと、余計なことをするって
悪くない。

そう思った。

弱さは一番の強さだ

親友で、私と隔週交代で月曜に一緒にクラスをやっているフローが、
泣きながら電話をしてきた。

とても辛いことがあったから、
今日は自分の番だけど、自分のクラスがどうなるかわからない。
とにかく行くからサポートお願い、と。

その話の内容はあまりに凄すぎて書けないほど。
とにかく、ものすごいストレスと悲しみを抱えたまま
フローはクラスに来るという。

「大丈夫?」
と聞くと

笑っていた。

人は悲しみが大きくなりすぎると

笑う。

そして、彼女は

「めちゃくちゃ悲しいけど、
 私は自分ができ得るベストの選択をしたの。
 とにかく今から行くから
 何も準備できてないけど
 行くだけ行くから」

としっかりした口調で言った。

・・・

そして彼女のクラスは

今までの中でベストをはるかに超える素晴らしい出来で
私は驚きを隠せなかった。

彼女はプライベートなことは一切言わなかった。
が、ほぼ全員が泣き、心を震わせた。

強く、とても強く
心の中から叫ぶように話した。
まるで牧師さんか、ミッシェルオバマが話してるようで
クラスというよりは、コンサートに近い感覚だった。

その存在感は
誰をも圧倒し、
会場まで圧倒し、
何度も電気が点いたり消えたりする現象を起こした。

・・・

私たちは知っている。
「体は嘘をつかない」ということ。

私たちは知っている。
一番辛いことこそが、最高のものを持ってきてくれることを。
一番弱いところこそが、一番の強みになることを。

それを、その時に居て、一緒の空間を味わえたことを
ものすごく誇りに思う。

彼女がスゴいクラスをしたことで、
私もより本気入れなきゃ、と思う。
相乗効果。

私はこんなスゴいオンナと一緒に
クラスをやっているんだという自覚を持って、
互いが互いを高められるように。

そして、以前ならこれをライバル心持ったりしたものだけど
そうは思わなくなった自分にも少し嬉しく思う。

===

月曜日夜
レドンドビーチ ハーモニーヨガにて
Moving Meditation South Bay LA

MMSB_small

1分の測り方 ちょっといい話

「プランクチャレンジ 1分の測り方」で赤とんぼを歌うというのを
昨日投稿したと思ってたら、投稿されておらず、下書きの中にあったので
今日は続けて2つ。

1分の測り方、
私みたいなファンキーなヤツがなぜ「赤とんぼ」かというと。。。

若い頃、私はミュージカルに出ていて
その中でApple Treeという伊藤蘭ちゃん主演のパルコ劇場のものがあった。
演出は篠崎光正で、そこに出ていた中に 今の浅野和之さんとか
結構面白いメンバーもいた。

その時の音楽監督が 内藤法美先生(故人)

彼は、越路吹雪さんのごご主人で、音楽監督。

越路さんのことをワイフという呼び方は
30年前ではとても斬新だった。

「ワイフはね、あんなに大スターなのに
ステージに上がる前はとても緊張するんだよ。
そこでね、僕がこのお茶を淹れてあげるんだ。
するとワイフは、ゆっくりリラックスし始める」

と言って教えてくれたお茶の淹れ方。

以下、内藤先生のコトバ

===

お湯を沸かすでしょう?
沸騰させたそのお湯をね、一度湯のみに入れて
少しお湯をさますんだ。

その間に急須にお茶っぱを入れる。
別にそんないいお茶じゃなくてもいい。
安いお茶だって構わない。

そして、お湯が熱燗くらいに冷めるのを待ってから
お茶っぱを入れた急須に入れる。

ぬるめのお湯でゆっくり淹れてあげるとね
安いお茶でもとろっとして甘みが出るんだよ。

お湯を入れたら1分半待つんだ。

  夕焼け小焼けの赤とんぼ〜
  追われてみたのはいつの日か〜。

これをね、ゆーーっくり、ゆーーっくり歌うと
2番まで歌って1分弱。
3番まで歌って1分20秒ちょっと。
一呼吸おいてから
さっき熱湯を入れた湯のみに入れる。

ほら、飲んでごらん?

===

そのお茶は本当にとろっとして、甘くて美味しかった。

1分だろうが1分半だろうが
そういうことではなく

お茶を淹れるときに
お茶にゆっくりと時間をかけて
お茶にゆっくりと歌を聴かせてあげて
そのエネルギーが全部入った
優しい飲み物になるんだと
私は思っている。

この話は私の宝物。

今もプランクをしながら赤とんぼを歌うたびに
亡き内藤先生を思い、
彼のお茶に込めるエネルギーと愛と、
奥さんを思う気持ちに
少しだけキュンとする
カリフォルニアの青い空の下。

自虐ネタ言ったら怒るわよ!

昨日私がしたトパンガのクラスは、
自分として100%満足できる出来ではなかった。
最後までいてくれた人はいいクラスだったと言ってくれたが、
自分は満足していなかった。

それを反映してか、クラスの生徒が3人、終わる前に帰った。
せっかく少し自信が出たと思ったのに、、、

そのフラストレーションを体に溜め込むのは嫌なので、
昨夜10時くらいまで踊っていたにもかかわらず
今日の朝、カルバーシティのジョー先生のクラスに出た。

こういう時こそチャンスだ。
自分を見直してみよう。。。

必死で踊った。
いらないものを全部振り払うかのように。

いつものカタリナも、リーナも、クリスもパラシャクティも
みーーんないて、
自分の嫌な部分を踊りにして吐き出して、
スッキリした。

「来週、マサヨがこのクラスの代講をします」
終わった後ジョー先生がそのアナウンスをしてくれた。

帰る時、カタリナが
「来週楽しみにしてるからね」
と言った。

彼女は、以前私が代講でクラスを3週間続けてした時、
2回目の時に途中で悲しそうな顔をして帰った。

その次の週、私のクラスにカタリナは出てこなかった。
「子供を人に見てもらって、このクラスの時間だけが唯一自分のための時間なの。だから絶対に休まない」と言っていたのに。
きっと彼女は私のクラスが嫌いだったんだ、と一人で思ってた。

その事実に落ち込んでいた時もあったので、
そのカタリナが来てくれるというのは
ちょっと嬉しいオドロキだった。

驚いた顔をしてたら
「どうして?私、あなたのクラス大好きよ!」
というので
「だって、私は、生徒がクラスの途中で帰っちゃう名人よ?」
と言ったら
その場にいたリーナと共にカタリナが固まった。

「どういう意味?」

「ああ、私はまだ下手だからね、っていうジョークよ」

というと

「マサヨ、私、怒るわよ! 
 お願いだから ”私の友達のマサヨ” に優しくしてあげて!!!
 たとえジョークにしても自虐ネタは許さない。

 私も以前、友達と自虐ネタをやっていたわ。 
 私ブスだから〜、とか、ほら、この太ももハムみたいで美味しいわよ、とか
 オバハン頑張りまーすとか、そういうので笑ってた時あった。

 だけど、もうやめて!私たちのエネルギーはもうそんなところにないわよ!
 あなたのエネルギーはそこにないから、何を言ってるんだか混乱する。
 ソレを聞くと気持ち悪くなる。

 自分をおとしめないで。
 絶対に自分を卑下しちゃダメ!
 ジョークでも言っちゃダメ!
 言葉のチカラってすごいんだから!!!」

目に少し涙を溜めながら、必死でそう言ってくれた。
私より10歳くらい年下のカタリナ。

私はありがたくて涙が出た。

カタリナに抱きついて、何度も何度も
ありがとう、と言った。

ドッグパークでコーチング

トムは犬娘のキキが大好きすぎて私にキキの散歩を譲ってくれない。
が、シカゴへ行っているため、その間は私の番。

近所のドッグパークにはトムの犬仲間ができて、毎朝、毎夕の1時間ずつの犬の散歩は、トムにとってとても大事な時間になっている。

今朝は少し遅めに行ったら、ほとんどの常連がもう帰っていて、犬のダレンと、飼い主のロンだけがそこにいた。

もう帰りかけていたロンと少し話をし始めたら弾んだ。

「ロンは何をしてる人なの?」
と聞いたら、不動産をやっていたけど、現在はライフコーチと掛け持ちだという。

こっちにはライフコーチはシコタマいて、
日本のヒーラーくらいいて、
へっ、ライフコーチかよ、と心の中で一瞬思ったが、
不動産とライフコーチという正反対にも見えることに興味がわき、
少し突っ込んで聞いてみた。

「何がライフコーチになるきっかけだったの?」

12ステップミーティングというのがあって、それにちょっと関わっていて、そこからライフコーチに興味を持ち、1年半かけてコーチになったんだという。

12ステップとは、アルコール中毒からのリカバリープログラムで使うものらしい。

12 Steps

いや、僕はアル中ではなかったんだけど、彼氏が(ここはゲイタウン)そうだったから、一緒に行ってたんだよね。

コーチングの何が面白いの?
と聞くと
人を元気にしてあげられるから。

そして、ロンが言うには
「僕はコーチングの中で特に好きなのはオープンクエスチョンなんだ。
例えば、今日は気分がいいかい?と聞くとイエスかノーの答えになるだろう?これはクローズドクエスチョンという。だけど、今日はどんな気分だい?と聞くと、いろんなことを言ってくれるだろう?」

今日は暑いね イエス・ノー
今日のお天気、どんな風に感じる? オープン

君は夢を持ってるかい? イエス・ノー
君の夢を教えてくれないか? オープン

なんだそうだ。

そういえば、コミュニケーションの下手な人は、オープンじゃないのかも。

 〜 〜 〜

そんなこんなで、ロンとオープンクエスチョンのしあいっこをした。

「ロンにとって、人生って何ですか?」

「僕にとったら、3つ大きな意味があるなあ。
 1つ目は奉仕。何かの役に立つこと。
 2つ目はライブで歌ったり、ギターを弾いたり、パフォーマンスをすること。
 3つ目はロマンス。すなわち誰かと愛を語ること。これは一番難しいけどね」

そうか、Service, Express, Loveなのね。

「じゃあ、マサヨ、君にとっての人生とは何?」

私は、、、

可能性、冒険、創造 だと答えた。(Possibility, Adventure, Creation)

「じゃあ、君にとって、この人生の意味は?この人生で君は何をしたいの?」

「うーーん、そうだなあ。完結したい。これが最後の人生にしたいから、いっぱい学んで、いっぱい表現して、最後にしたいの。だから、みんなが先生」

ロンは大きく笑って、それはいいなあ、と言った。

ドッグパークで少し時間が遅れたことで、ひょんなことから会話が弾んで
こんなコトを話しできたことが
とても嬉しかった。

ペイ・フォワード セドナ編

行ってきました。久しぶりのセドナ。
1年ちょっとぶり、かな?

相変わらずパワフルで、強烈なデトックス効果を発揮。

セドナがパワースポットというよりは
セドナはとても強いエネルギーで、スコンとチャクラが開く感じなので
良きも悪きも、自分がボッコボコに出て来やすい。

4泊だったのでいろいろ行ったが、
日中が50度近い暑さだったのと、
暑さにやられたのか、デトックスなのか、
強烈な下痢になり、まるまる半日、寝ていた。

さて

朝の4時起きでボイントンキャニオンへ行った時のこと。

不確かに探しながらボイントンへ着き、
声の変わり方、響き方の変わり方など、
さすが上の方のチャクラに対応してる場所だーー、などと
感動しつつ、歌を歌ったり、写真を撮りあいっこしたりして
楽しんでいると

白人の4人組がやってきて。。。

暑いねー、という話から始まって、
なぜかオーラフォトの話になった。
「このね、うちの妻はね、オーラフォトを撮ると、
オーラの色がバイオレットとシルバーなんだよ」

おお!なんと高貴な!的にちょっぴりジェラる。

ご主人のオーラは緑で癒し系なのだそうだ。

ご主人が言うには
「うちの妻はエンジェルのような人なんだ。
なのにまたその上に、人がいると『私がシャッター押してあげましょうか』
って、言うんだよ。
ペイフォワードで人の写真を撮ってあげてるから、
どんなハイキングをしても、倍の時間がかかるんだよ」

と笑った。

「あら!私もいつも、”撮りましょうか?”って聞くわ。
そっか、それ、ペイフォワードなんだ!」

ペイフォワード:(先払い)
先にいいことをしておくこと。めぐりめぐって自分に返ってくる。
もしくは、自分がしてもらった事を別の人、別のシチュエーションで返す。
カルマの解消にいいとされている。

その後、山のてっぺんで、朝の6時に5リズムのことで盛り上がり、
今後も人の写真を「写しましょうか?」って言おうね、と約束し
なんだか、とても心地よく、気が合う人が見つかった感じがした。

出会いはどこにでもあるもんだなあ〜〜。

写真はセドナ:

88歳からのギフト

マウイのワークショップでのこと。

88歳の「ボディ・ハナ(ボダイ・ハンナ)」という女性が参加していた。

親からもらった名前はハナ
「私は日本が大好きなの。日本語で私の名前、ハナとはフラワーのことよね?」

ハナの前についた「ボディ」は、菩提樹のボダイの英語読みで、インドの聖人OSHOからもらった名前なのだそうだ。OSHOが生きている時にオンタイムに一緒に長く過ごした人で、そのインドのアシュラムでハナは弓道を教えていた。
88歳の今もなお、現役で弓道を教え、世界中を旅している。若く見えるというよりは、めちゃめちゃ元気な実年齢の人。

彼女は1日も休むことなく、5日間のワークショップに参加し、いつも、休まずに踊った。頭は年齢に違わずシャーブで、会話も普通に弾んだ。

スタカートの踊りではダブステップのリズムに乗せながら
「自分のパワーを感じるわ!」
と言った。
丹田にセンターを感じながら動くことなどは、5リズム、フラ、弓道、すべて一緒ね、とも。

ご飯を食べる時も、積極的に日本人の中に入ってきては話をする。
そして自分の予定を聞かれるとバッグの中からiPadを出し、さささと操作をする。
なんとフェイスブックもやっていて、ちゃんと投稿もしている。そのスーパーシニアぶりにも恐れ入った。

私が
「小さい頃、親を見て ”あんな風に老けたくない” と思ったけど、今、その時の親をはるかに超えた年齢になって振り返ってみると、私はあの時のままとあんまり変わってないの」
と言うとハナは
「そうそう!私だって同じよ。気持ちは子供の時のまま。年寄り扱いしないでよ! とか思っちゃう」
と言って笑った。

彼女の存在そのものがギフトだった。

彼女が頑張っていると、「歳だから」とか「足腰が痛い」とかを理由に誰も休めない。文句言えない。それだけでもギフトだった。

===

ワークショップの全てが終了し、皆がそれぞれにハグしながら、さよならを言い、互いに写真を撮った。

一人の女の子がボディ・ハナにハグされた後、微笑みながら泣き出した。

ボディ・ハナは彼女の頬の涙をしわくちゃの手で拭いながら、、、

「いいこと?私はあなたの ここにいる。」

と、その女の子のハートを触った。

「そして、あなたも私の ここにいる。」

と、自分のハートを触った。

「だから、もし、何か辛いことがあった時は、
こうやってハートを触って、
私のことを思い出して。

いつも一緒にいるから。」



なんというギフトでしょう!

ありがとう、ボディ・ハナ

IMG_6469

IMG_6470

IMG_6468

ミスターダンディのツボ

5リズムのワークショップが楽しいのは、世界中から人が集まり、新しい親戚みたいな人たちが増えて行くこと。特に、言語だけではなく、踊りを介して仲良くなると、共に汗をかき、共に泣き、みたいなところも多く、心を開きあうので、距離が縮まる感がとても強い。

5リズムを通して、世界中に兄弟姉妹、いとこのような存在が出来、実質、どこへ行っても一泊くらいなら泊めてくれられるお友達ができるのだ。
そのおかげで、サクラメントでも、サンノゼでも、カナダ国境でも、ニューヨークでもスエーデンでも、ホームステイができるって、これだけでもギフト。

さて、私のなんちゃって通訳が入ったマウイでのワークショップも無事終わり、また今回も素敵な素敵な人たちとの出会いがあった。

ワークショップ最中の事は、守秘義務があるので書けないが、それ以外の小さな出会いを幾つか書いてみたいと思う。

日本人の常連さんグループからミスターダンディというあだ名をもらったボブ。

彼は映画の分野では結構名が通ったな方なのだが、5リズムのルシアのワークショップで日本人チームと仲良くなり、日本からのメンバーが来る時は、必ず顔を出してくれる。

なぜミスターダンディかというと、いつも服の上からスカーフをかけ、それがとてもステキに見えたから。日本ではあまりスカーフを着用する男性はいないのもあり、ボブのさりげなさがとてもカッコ良く映ったのだ。

たくさん名前を覚えるのが大変な時
「いつもダンディなあの人の名前なんだっけ?」
というところから、ミスターダンディと決まった。

マウイでの1日目、前乗りしたダンディが一足先にプールに入っていた。
後から到着した日本人の皆が敷地内を探検し、ダンディのいるプールに着いた時の話。

ここからしばらくはダンディが私に話してくれたモノローグ

===

マサヨサン!
僕は世にも可愛いものを見たよ!

僕がプールで泳いでたら日本人チームが3〜4人プールに入ってきたんだ。
でね、見てごらん。このボックスを!

( プールサイドには箱があった。
  その箱には文字が書いてあったのだが、
  一文字 レタリング抜け落ちていて
  ” OWELS”となっていた。 )

で、その子たちがね、そぉ〜〜〜〜っと、そぉ〜〜〜〜っと、
こうやって、このフタを持ち上げて、
一瞬とびのいて、
また そぉ〜〜〜っと持ち上げて 
中を見て、

ああ〜〜、良かった、というふうに 安心して
全部を開けたんだ。
中にはもちろん、タオルが入っていたんだよ。

僕はね、もう、可愛くてね、溺れそうになるくらいに笑った。

===

お分かりですか?

抜け落ちていた文字は T
「TOWLES」 タオル から Tが抜けて 「OWLES」 (本当のスペルはOWLS=フクロウ)
だと、勘違いした。

日本人の女性たちが、
そぉ〜〜〜〜っと、そぉ〜〜〜〜っと、
フクロウの箱に近づいて、
ちょっとスペルに疑問を持って、
勇気を持って開けてみて、
中を見たらタオルが入ってたからホっとした。

とダンディは、その仕草、その行動が、
可愛くて可愛くて、大笑いしたのだそうだ。

ショートフィルムに撮りたかった、と。

=====

さて、ここで私の見解です。

OWL をフクロウだと何%の日本人が即座に分かるでしょう?
そしてそのスペルミスを入れて、箱の中にフクロウが入っていると何人が思うでしょう?

そういう意味で、私にはダブルで面白かったのですが

言いたいことは

いつも「可愛いな」と言う目で、見てくれているということです。

こんな触れ合い、とてもいいな、と思う。

===

追伸(追伸の方が面白かったりする)

さて、そのミスターダンディは親日家で、私に「ヤキイモの歌を教えて」といい、彼のiPhoneには私が歌った「やきいも〜〜、いしや〜〜きいも〜〜焼きたて」を録音して入れており、日本人を見るとそれを聞かせている。

以前彼がミュージシャンの友人と日本へ行った時に、このヤキイモの歌を聴いて感動し、そのミュージシャンは、ヤキイモの歌をリリースしたのだそうだ。
それは、コチラから。

夏は終わり秋になり
空気が冷たく空が灰色になってくる頃

遠くから
男の歌う声が聞こえて来る

やきいも〜 いしやきいも〜
やきいも〜 美味しい やきいも〜

シンプルに石焼のサツマイモを
古新聞に包んで売るトラック。
手に取ると暖かい。

夏は終わり秋になり
空気が冷たく空が灰色になってくる頃
その歌声を聞くと
全ての終わりみたいで 胸が壊れそうになる

やきいも〜、いしやきいも〜

=============