その本、写真撮らせて!

面白いほどに、街をあるけば出会いが起こる。

先日のアレックスしかり。
音楽関係にちょいとご縁があるようで(笑)

その出会いと言うのは、今後トモダチでいようね、とかじゃなくて、
ほんのちょっとしたことから、そこだけで終わる出会いなのだけど
かなりインパクトが強い。

3分の会話でこんなにも深い。
 
 
〜 〜 〜
 
 
明後日からモントレーへいくので
車のオイルチェンジをするために修理屋さんへ持って行った。

一時間ちょっとでやってくれるという。
 
コーヒーでも飲みながら待つことにし、
少し歩いたハリウッドの、サンセットブルバードのカフェまで歩いて行った。
 
待ち時間を予想して、モントレーへ持っていくガブリエル・ロス(5リズム創始者)の本を持って行った。
 
2冊あるうち、一冊「コネクション」をテーブルの上におき、
私は「マップス・オブ・エクスタシー」の方をパラパラとめくっていた。
 
とにかく、英語がわからない時から読み始めたので
付箋だらけで、付箋の色が本に染み付いている。
昨日ルシアから電話で
「私は荷物をあんまり持っていけないから、マサヨ、ガブリエルの本、持ってきて」
と言われたので、あまりの多い付箋を剥がそうと思ったのだ。
 
窓際の席でコーヒーを飲み始め、付箋を剥がしながら
「ああ、この単語、今ならわかるなあ」とか思いつつ
目を本に向けて、自分がやってきた5リズムの7〜8年を振り返っていた。
 
すると、
とても魅力的な女性が私の視界に飛び込んできた。
 
「ねえ!その”コネクション”って本、読んでみたいから写メらせてもらっていい?」
と、彼女。

https://smile.amazon.com/Connections-Gabrielle-Roth/dp/1585423270/
 
「あ、どうぞ」
 
「今ね、あなたの反対側の窓に座ってたんだけど、窓際からその本がとてもとても気になって見えたの」
 
というので、
 
この本の著者はガブリエルロスであり、彼女は5リズムっていう、ダンスを使った「動く瞑想」を作った人なのよ、と説明した。
 
すると
「やった!私ね、考えてること、同じなの!
 私にとったら読書も瞑想なの。人は瞑想っていうと、座って静かにして、オームとかいうと思ってるけど、全然違うんだよね」
 
私は
「うん!動物そのものである私たちに戻って、地球とか宇宙と繋がる状態が瞑想だから、ツールは読書でも、ダンスでも、音楽でも、なんでもいいんだよね」と言うと
 
「そうなのよ〜〜〜!私はミュージシャンなんだけど、本当にそう!音楽は繋がるツールなの。
 そして私の直感がね、この本を読め、って言ったの」
 
と、タトゥいっぱいの女の子。
彼女は自分をドラマーだと言った。
 
 
 
数秒後、突然彼女は外を見て、指をさしながら
 
「そのドラムのスティックは私のよ!捕まえて!」
と、大声をあげた。
 
その先には、浮浪者っぽい若い男の子が、
彼女が座ってたテーブルから、彼女のドラムスティックの袋を持って歩き、走り出そうとした瞬間だった。

2〜3人の男性が彼を捕まえ、彼女のスティックを取り戻した。

そして、その2〜3人の男性は彼女のマネージャーのようだった。
  
  
「ね?わかる?
 普通にして、あなたと夢中でお話ししてたら気づかないの。
 でも、今、私の直感が『外をみろ』って言ったの。
 
 こんなことが私にいっぱい起こるのよ。
 私は繋がっているし、もっとつながりたいの。
 
 私、ジャズっていうの。ジャスミンを略したジャズ。あなたは?」
 
 
「マサヨよ」
 
 
「ありがとう、マサヨ!本当に出会えてよかった。本、読むからね!」
 
 
そういうと、彼女は、マネージャーたちに囲まれて、スタジオらしき場所へと移って行った。
  
  
  
最近、面白いなあ〜。
 
街をあるけば、偶然が転がっている。
 
その理由を私は知っている。
  
それはまた、後日!
 
 
 
それではみなさん、良い1日を!

 

全世界へ 発信!タマちゃんの話1)

2016年の4月8日。

その日に、
タマちゃんと、かおりちゃんと、黒田さんが出会った。

4月8日は お釈迦様の誕生日。

===

「かおりちゃんのこと」

そもそもの発端はビバリーヒルズに住む 清川かおりちゃんだった。

最初は写真のクライアントさんとして、
ご家族のフォトを撮らせていただいたりしていた。

そのうち、なんとなく気が合って、
折につけて連絡を入れ会い、
私は彼女の一本筋の通った気質が大好きだった。
 
 
彼女は時々私のクラスに出てくれたり、
LAの、ケイトシエラのクラスへ誘って一緒に行ったり。

「5リズムやると、自分に戻れるんです」
と、5リズムで大泣きしたり、大笑いしたり。

私のクラスやワークショップも、とても応援してくれている人だ。
 
 
そもそも
「私は木の陰に溢れてくるような、木漏れ日でいいんです。陰から応援する人間として」
云々かんぬんとかおりちゃんがホザいていたときに

「あなたが木漏れ日のワケがないでしょう?
 スポットライトをガンガンに浴びる人なんだから!
 光の種類が違う。
 もっとしっかり表に出なさい!」

と私が言ったことが、彼女の背中を押したんだそうな。

 
そして、
去年の春のことだった。
 
「マサヨさん、日本でワークショップするとき、
 一つご提案があるんですけど
 実は今、私、

 ・
 ・
 ・
 ・
 ・

 ”村起こし” してるんです!」

  
 
 
え‥ ‥ ? 

  

「実はいま私」
と言われて普通考えるのは
「離婚」「病気」「恋人ができた」だが、

まさかの私も、「実はいま私」と言われて

いやーーー、村起こし は、考えつかなかった。。。
 

なんてファンキー!!
 
 

  
この人はある意味、”いつも” 唐突にオモシロイことをするので
ビックリさせられる。
 
 
5月になったら、またビックリさせてくれると思うので、
それはその時に。。。
 
  
話を戻す。
 
「奈良の柳生って言うところなんですけどね、
 柳生政宗とかで知られる武道の村なんですよ。
 昔はたくさんの人が剣を習いにきたそうです。
 
 立派な剣道場があるので、外から村に人を連れてきて、
 ここでワークショップしたらどうかな、と思って。。。
 
 で、村人も参加させたいんですけどね、
 村人はお金ないんです。

 だから、村人だけワンコイン(500円)で
 参加できるようにしてくれたら、
 私、それ以外は人を集めます!

 多分、タマちゃんって言う、家でヤギとか飼ってる
 ちょと面白い子も来ますよ!」
 
 
  
私は、ロサンゼルスに住みながら、
なぜか奈良の柳生の村起こしの一環に足を踏み入れた。
 
 
 〜 〜 〜

2へ続く

傷心を芸術に

メリルストリープのグラミーでのスピーチは
圧倒的だった。

この人の存在感、役者としての役目、
役者としての「道(TAO)」

存在感は魂のクオリティから出てくるもの。
そこには圧倒的な何かがあり

ハウトゥとか、こんなツールとか
これを4〜5年勉強したから、とか
そんな薄っぺらなものでできてくるものではない。

どれだけ全身全霊を張って
テメエが生きてきたかという、魂の証拠みたいなもんだと私は思ってる。

しかも、役者。
多くの目にさらされ、多くの人生(役)を生き、
表現し、

役者が否定されるということは、
「自分自身を全部否定される」こととイコールだと思う。
恩恵も多い分、役者とはすごいリスクを背負っている。

メリルストリープのスピーチの最後

「先日、この世を去ったレイヤ姫が言った言葉よ。
”傷ついたハートを アートに変える(昇華する)”」

「take your broken hart, make it into Art」

も、

今、アメリカ全土へ向けてのスピーチだと思った。

日本語スピーチ全文
原語 ビデオ

〜 〜 〜

ガブリエル・ロス(5リズム創始者)の言葉

「役者は心のアスリートだ」

まさに。。。

そして、ガブリエルが言う、「なぜ5リズムをやるのか」
の理由が、メリルストリープのスピーチの最後と同じだった。

「痛みをアート(ダンス)に、
アートを気づきに、
気づきを行動に」

私たちはステージには立つチャンスはあまりないから
ダンスフロアーの中で、傷ついたハートを昇華し、次へ歩き続けるのだ。

シャーマンとサイコの違い

ケイト・シエラのクラスにて。

==========

自分を常にクリーンに、空っぽにする。

100%で挑む。
すべてに関して100%で挑む。

そして、その時に100%信じる。
100%信じるの。

そして、その100%を自分に入れて踊る。
本当で踊る。本当で動く。

すべてに100%、「今ここ」で
チューン(チューニング)するの。

そしたら、限界を超えて
100%以上が出る時がある。

自分の限界に挑んで、限界を上げるのよ。
すると、つながる。イっちゃうのよ。
本当の自分と、
宇宙みたいなものと、つながるの。

シャーマンってそういうことよ。
5リズムはいわば、そのためのプラクティスよ。

 ・・・

あ、でも、これ言っとく。
私の先生(ガブリエル・ロス)がこう言っていたわ。

シャーマンとただのサイコ(気が狂った人)
の 違いはなんだと思う?

シャーマンは 
自分の限界、臨界点をしっかりと知り、
そのボリュームを自在にコントロールすることができるってこと。
何百回も何千回も鍛錬されている。

それ以外は、たった一回の偶然で自分が悟った気になる勘違いか
サイコ(気が狂ってる系の人)かの、どっちかだから。

==========
==========

ケイト・シエラのクラス、
来週は火曜と土曜、私が代講する。

自分らしく、100%で挑もう。

イマジネーション

イマジネーション(想像力、イメージ力)とは

ユニコーンやトトロ、機関車トーマスなどのことだけではない。
それらは、イマジネーションというカテゴリーの中の「ファンタジー部門」だ。

イマジネーションとは

自分が思うことのできるあらゆる可能性
創造性、想像力、

例えば

  • アファメーション(「よっしゃやるぞ!絶対にできる!」的なものも)
  • 温度、質感、体感(鳥肌)を大きくしていくこともイマジネーション。
  • ゴハンやお水をイメージして「ちゃんと栄養になってくれますように」も
  • お母さんがやる「痛いの痛いの飛んでいけ〜」も
  • 絵を描く人が勝手に絵筆が動くのもイマジネーション。
  • 作曲も、ジャムセッションも イマジネーションの産物。
  • 音が聞こえる、音が見える、もイマジネーション。
  • ティンカーベルから光の粉が出る「ごっこ」も視覚化のイマジネーション

 

5リズムでは、イマジネーションをふんだんに使い、
自分の創造性を活性化させ、
イマジネーション遊びをしながら踊ることもある。
(特に私のクラスでは)

5リズムの創始者ガブリエルロスがネイティブアメリカンの村へいった時
耳の痛い子供がいて、その子に

「それは何色?どんな形?なんて言ってる?」
と聞いた。

「じゃあ、そこに空気を入れて、吐く時に全部出しちゃいましょう」

と、呼吸を数回させたら、
子供の耳の痛みは治った、というのを彼女の本で読んだ。

そういうコトなのだ。

だから、イマジネーションのホウキやハタキで
自分の痛いところを擬人化して
シャッシャッシャと 呼吸と一緒に吐き出せば少しは楽になる。
呼吸と一緒に、ここポイント。

そして、本当に信じ込んでいけば、成功する。

ただし、成功というのは自分の元来の底知れないパワーを取り戻すということだ。

底知れないパワーとは、自分っていうちっぽけなカラダに入っているものではなく
カラダを使って行動してしか得られないけれども
本来、宇宙とか、創造主につながっているものなのだ。
とても大いなるもの。

本来、誰もがそのパワーを持っている。
そして、そのキーは、イマジネーション。
イメージできないものは、具現化できない。

イマジネーションの限界があなたの現実の限界だと言われている。

私の好きな音楽で、カオスの時に使うのは
imagination, no limitation (イマジネーションに 限界はない)
っていうのがある。
シェアしますね。
https://www.youtube.com/watch?v=lZ3hC6dRg0w

 これ聞きながら一曲、自分の想像力、創造性には限界はない、と思って踊ってみてくださいな。

「イマジネーションはパワーだ。」

これが今日、強く、強く、自分で感じたこと。

〜 〜 〜

今日もラブリーでハッピーな1日を!

GET YOUR POWER BACK!!!

なますて❤️

======

5リズム、9月の日本の予定が出ました。

2016_fall

全ては絶えず変わり続ける

自分を 私はこうだ、とアイデンティファイしたい(決めたい)人が多い。

何かことが起こる。
それに反応する。
そして、自分はこうなんだ、と決める。

「アタシってこうだから〜」
「これでいいんだよね?」
「え〜?こうじゃいけないの?」

決めることで安心するのかもしれない。
が、決めることで限定していることも事実。

本当の自分なんてわかんないんだよ。
自分はこうかもしんないし、でもああかもしんない。
しかも、こうかああかの2択ではなく、2者同時かもしれない。
(わかる人だけわかってください)

そこを、こうだ、と決めようとするから大変になる。

「これはいいんですか?これはダメなんですか?」って。

〜 〜 〜

人間は、人生は、時間は、宇宙は、
絶えず川のように流れているのに、こうだ!って決めちゃうと、
そこから動かなくする作用を自分に与えている。
そうすると、その場所にしがみついて、
動く川に逆らうことになるの。

だから、自分はこうだ、と決めないで

「うん、今、こう思った」
とか
「うわぁ〜、そんな風に思っちゃう自分がいるんだ〜!」
的に、好奇心で驚いて笑っちゃう。

そして3秒後にはどうかわからない、というスタンスが一番楽。

もちろん、コミットメントは必要だ。

私はクリーンな川でいる、とか、私はゴージャスな川でありたいとか、
そういうコミットメント。

だけど、こうしたら、こう受け答えする、とか、
こう手放すとか、こう許すとか、
こうしたら、こうする、とか

あーー、めんどくせーーー!!!

ケーススタディで考えていると、毎日1000も1万ものことをケースで考えなくてはならない。

でも、

根本で考えたら 一つ。

最終的にどのように生きたいのか。

「人生も自分も、絶えず変化する。
 変わっていいんだ、変わるものなのだ、
 自分がそれらに責任を持つ。」

って事だけだよね。

 

全てのエネルギーは波となり、
波はパターンとなり、
パターンはリズムとなる。

人間活動も然り。
エネルギー、波、パターン、リズム、

それ以上でも
それ以下でもない
ダンス(生きる)そのもの。

ガブリエルロス(5リズム創始者)

話し方のクセ 3

2から続く

5リズムのワークショップで ジョナサンに言われた事。

ジョナサンは5リズム創始者ガブリエル・ロスの息子で、彼は いわゆる「嫌われる勇気」を持っている、勇敢で大きなハートの持ち主である。だから彼が大好き。

男女共同のスタジオのトイレへ行ったら、ジョナサンが出てきて私と鉢合わせをした。その頃の私はジョナサンを怖く思っており、ジョナサンにビビっていた。

跳びのきそうになりながら「Sorry!」と思わず口から出たら

「Sorryって言うな!」と怒鳴られた。。。

ハッ!と凍りついたまま、トイレへ行って、

言われたことへのショックが隠せなかった自分がいた。

「何も怒らなくても、、、」と泣きそうになった。

話し方のクセ 2 で書いた近所の ソイツの気持ちと同じだった。

===

そのあと、ジョナサンがワークショップの中で、「Sorry」について話し始めた。やべー、アタシのことだ!めっちゃ恥ずかしい!と思ったが、「自分に向けてのプライベートレッスンである」くらいに受け止め、頑張って真摯に聞いた。

「いいか?心理学的に言うと、アポロジェティック(謝りやすい)なキャラクターというのが存在する。

本当に悪いと思って謝っているのか?本当に謝っているとしたら、お前は何を悪いことをしたんだ?自分に尊厳を保て。

本当に悪かったら謝るがいい。だが謝ることによって許しを乞う、謝ることによって ”許される自分” という環境づくりを知らぬ間にし、”謝る” という世渡りツールを使って甘えを増長する事もにもなりうる。確かに社会的潤滑油として”すみません”が使われる事もあるだろう、特に文化の違いによっては。。。だけど、その反面、ずっと謝っていると、一つのシビレとなる。いつもいつも、何にもかもに謝っていると、自分が謝ったことも気付かないばかりか、本当の意味の「Sorry」が色褪せてしまい、少なくともソイツから発せられるその言葉にはもう意味がないほど使い古される。だから、言葉は意識的に使え。言葉の持つ、美しい、本当の意味を無駄にするな!」

そうだ、、、そうだった、、、

===

この後、日本へ帰った時に、実家のご近所の人々を集めて顔ヨガのクラスをしたんだが、その時に集まってくる人、集まってくる人、みなさん「すいません」「すいません」と言って集まってきた。

このジョナサンの話をして、「今日は謝るのをやめましょう」と言ったら、みなさんが口を揃えて「あ〜、ホンマや!すみません」といい、「あ!また今言った!」と言ったら「ほんまや〜〜!言うてしもた!すみません〜〜〜」と言って爆笑になった。

そのあと、何度「すみません」を言ったか数えてもらったら、平均20回。

みなさん、自分の「すみません」の多さに驚いていた。

意識的に使おう。

 

で、じゃあ、普段なら「すみません」と言うときに どうしたらいいの?

 

「すみません」の代わりに「ちょっと前を失礼します」を。

「すみません」の代わりに「ありがとう」を。

 

言葉は意識的に使うと、言葉自身が輝きを取り戻す。

最初から読みたい方はコチラ

「鏡」ガブリエル・ロス

ガブリエル・ロス(*後ろに説明アリ)は、今まであったどの師よりも得体が知れないが、あえばあうほど、腑に落ちる人。
カリスマだしスピリチャルなんだけど、キラキラとしたカリスマ性が売りでなく、とても論理的で、系統立っているにもかかわらず、子供じみてもおり、それでいて老人の叡智に溢れ、やさしいのかと思うと、あまり何にも興味がないみたいで、、、
まさにゲシュタルト(全体)。包括。
全てであり、全てでない。色即是空な人だ。それが私の印象。

「ガラスの仮面」の月影先生のようでもあり、もっと妖精のようでもあり、、、
ただひとつ言える事は「見つめられると、見透かされているよう」に思う。

ということは、「鏡」なのだろう。
単に「鏡」になれる、ってすごい事だと思う。
その人のカラーや主張がないのだ。ただ、そこにいる、という強さ。儚さ。

彼女の中に「サービス(奉仕)」はあるけれども、それは神への奉仕であり、顧客、生徒への「サービス精神」ではない(*但し、彼女は病気をしてから後しか私は知らないので、それ以前にそのようなものがあったかどうかは謎だ)と感じる。

鏡:ガブリエルの音楽のバンド名も「mirrors(鏡)」
メソッドの上級レベルの名も「mirrors」。
彼女は、「鏡」の達人なのだと思う。
だから、これは私が思うガブリエルで、他の人から見たガブリエルはきっと違うのかもしれない。

===

そんなガブリエル・ロスの、ワークショップ「メディスン・ダンス」に出た。

正直に言うと、とても不思議な感覚だった。
彼女の言うコト、その場、その場では納得し、いつもの120%「いまに生きる」状態で体を動かしたが、後になって、彼女が言った事が「何も残ってない」のだ。

ワークショップが終わってからこの事を他の人に聞いてみたら
皆、同じように「あんまり覚えてないのよ」と言う。

同じくワークショップを受けに来た先生の資格をもってる人が言った言葉が、むしろストンと腑に落ちた。

「ガブリエルといるときは彼女の言っている事を覚えようとか、理解しようとかしなくても大丈夫。彼女の言おうとしてる事はエネルギーでちゃんと体の中に入ってるから。たとえば数ヶ月、数年あとになって、ふと思い出す事があるわよ」

ガブリエルは、あんまり、ありがたい事を言ってた様子もない。
あんまり、えらそうにも言わない。
あんまり、愛をふりまいてない。

愛のある人は「愛」を主張し、「愛」でキラキラ光っている。私には案外これが迷惑な時があるが、彼女は、あまり「愛」という武器もふりまわさない。

「都会的なシャーマン(Urban Shaman)」と呼ばれるガブリエルは、スピリチャルさを振り回さないばかりか、「祈りは理論なのよ」と、サラっと説明する。
その心地よさが体に残っている。

役者がオーラをオン、オフするように、人の前に出る人は、その時にオンにする人が多いと思っていたが、ガブリエルは、どこでも同じ、素のままだった。

===

1週間のワークショップで、一つだけ印象に残った言葉があった。

「ファイブリズムの先生になると言うコトは、ちょっとクールなメソッドをたくさん覚える事じゃあないのよ。そんなものはたとえ1年ワークショップをおいかけたって、氷山の上の小さなカケラにも及ばない。先生になると言うコトは、クールなメソッドをいくつ知ってて、どのように使えるか、ではなく、”素の自分:ハダカの魂の自分を、生徒の前にさらけ出せるようになる事を学ぶ” 学びのスタート地点だと思う」

あ、これなのか。。。
だから、ガブリエルは、あんなにも自由で、自分の全てを受け入れる覚悟があり、勇敢なまでに 彼女の「まんま」でいるんだ。。。

この言葉を聞いた時、涙がとまらなくなった。
私はいつも自意識が邪魔をするから。。。

そして、こうとも付け加えた。(先輩の先生が言った通り、後で思い出した)

「私はね、本当は人の話(特に悩み)など、聞きたくないの。100人がそれぞれに話を持って来るでしょう?シチュエーションが違うだけで、皆、同じなの。頭の中はおしゃべりだらけ。モンキーマインド(サル的思考)、フューチャーマインド(未来を憂う思考)って私は呼んでるわ。自分の『特別な』事情説明と、『特別な』言い訳と、今後の心配ばかり。正直いってクタクタになるの。だけど、本当は皆、自分の感情をどのように取り扱ったらいいかがわからないだけなのよ。感情は皆、同じように持っている。うまくそれと共存するか。それが問題なの。だから、音楽をガンガンにかけて、ダンスさせちゃう。皆が自分の体でソレを理解できる。体は知ってるのよ(BODY KNOWS) 自分の体で自分が体感しなくちゃ、何もはじまらない」

麻痺。怠惰。
これらも感情だと言った。感情をシャットダウンした裏にある感情である、と。

ガブリエルロスの書いた本、「Maps to Ecstasy」。
ようやくもうじき読み終わる。
読めば読むほど、どのように彼女は様々な事を分析して、ここまでの形態を作った事に頭が下がる。

エサレンのロッジで、すれ違い様に
「ファイブリズムを作ってくれてありがとう」と言ったら
「いいえ、どういたしまして」と、とてもニュートラルな状態での返してくれた。

ホンモノはさりげない。さりげないフリもしない。
ホンモノは、実にそのまんまであり、「透けている」

あ、理解なんてしなくていいんだな。
ただ、感じてればいいんだな。
そう、素直に思えた。

*******

ガブリエル・ロス
思想家であり、ミュージシャン。ゲシュタルト心理学をベースとしたゲシュタルト療法とシャーマニズムと演劇法を使った、ダンス(動く瞑想)による自己認識、自己統合、ムーブメントのメソッド、「ファイブリズム」を1960年代に作った人である。(フリッツパールも応援していた)
ややこしいので要約すると、ダンスセラピー。アメリカでの心理療法や、演劇の世界では、とある時期、あっと言う間に広まったらしい。

この中の一部を、私は数十年前の、大学の演劇科でやった事がある。
きっと、だれかが西洋からのメソッドとして学んできて、日本の演劇界にも広まったのだろうと思う。

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私見につき、この文章の転載はされないほうがいいと思います。

子供がすぐ飽きるワケ

子供はすぐ飽きる。
何かに夢中になって、そして、すぐ飽きる。

そのワケを夫とともに考えていた。

私がはまっている5リズム(ファイブリズム:ゲシュタルト心理学をベースにしたダンスセラピー的なムーブメント)に基づいて人間の持つ自然の摂理を5つにわけると、全てがうまく説明できる。

陣痛が来てから産まれるまでも同じ。
人生においても同じ。
すべてに、”始まり”、”躍動”、”混沌”、”成果”、”完了”がある。
完了は次の始まりへと繋がる。

DNAも同じ。
これを、ファイブリズムでは、フローイング、スタッカート、カオス、リリカル、スティルネスという風に分けている。

ファイブリズムの創始者、ガブリエル・ロスがいった言葉が印象的だった。
「子供時代はスタッカートよ。鋭角的に、あ、コレだッ!そしてダダダダダ、と全力投球して、次の方向へまた あ!コレだっ!そしてダダダダ。動きはまるでヒップポップの原型みたい」

そうそう、一つの事に集中して、必死で遊ぶ。
その間他の事は一切考えないで100%遊ぶ。
必死で遊ぶから終わったら全く興味がない。
イコール、やり終えた後は、もうやり尽くしたから「飽きる」

逆説的に

大人はなぜ飽きないか?

大人はいつも未来の事を考えている。
昨日の事を憂い、明日の事を考えるのに、脳の中はとても忙しい。

そういうのを前出のガブリエルロスは「ヒューチャーマインド(未来思考)」
または「モンキー・マインド(猿思考)」とも言う。
大人はものごとをやっているとき、100%没頭していないのかも。
だから、飽きないのだ。

もし、子供の様に「いま、この瞬間」を100パーセント楽しんでいたら
もしかしたら、大人もすぐに飽きるかもしれない。

ただし、どっちがイイか悪いか、ではない。

単なるそういう傾向というだけ。

そういう大人のサポートがなければ
子供だってもしかして明日の事を考えなくてはならないかもしれないから。