性転換をした人との愛の奏で方

訳が難しいので、(&私の英語力もアヤシイので)
どこまで伝わるかわからないですが
とにかく感動したのです。

ゲイの女性がこれを皆の前で読み、
皆がとても心を動かされたのです。

これは、ゲイだとか、レズビアンだとか、性転換した人だとかの問題ではなく
全ての、生きとし生きるものの、誰もが持っている悩みや傷と同じこと。

私による意訳です。
訳が「もっとこの方がいいよ」と思う人は、どうか、教えてくださいね。

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性転換をした人との愛の奏で方 

by ゲイブ モーゼス (意訳:by 雅代ベノア)

まずは、性別を表す単語
チン○ / マン○ 
胸 / オッパイ
などの概念をくつがえすことから始めせんか?
今までの固執したイメージを忘れ
これらを解剖してみましょう。

肋骨に手を突っ込み血の滴る心臓を取り出し
グチャグチャにして、新しい見解の爪痕をつけるのです。

使い古された感覚は一新し、新しい言葉を作りましょう。

まずは、ピタっとくる音を探す。
彼のジーンズの中に手を入れてコスる音とか、
彼の歯の裏に響くハートの音とか、
彼の体中の細胞が息づいてる音とか、
彼女の脊椎、一つづつに名前をつけ、
その「しなり」を言語にしましょう。
雨が紙コップに模様を描くように
滴る汗で筋を描き
背骨が織りなすアルファベットで歯を合わせましょう。
すると、言葉が重みを持ち、塩気を増すでしょう。

彼の肌から洋服を一枚づつ剥いで行く時
トラウマ患者の包帯を取り替えるように扱わないでください。
たとえ皮膚を縫い合わせた痛そうな針の傷跡を見つけたとしても
「手術したの?」とは聞かないでください。
彼(彼女)があなたに体を差し出した時には、
神からの体の一部は、もうすでに生贄として
手術台の祭壇に置かれているのですから、
若干調整しなおす必要はあるにせよ、
新しく形成された「風景」のアラ探しはしないでください。
盛り上がった尾根の跡形は、自然に見えるように努力しているのですから。

もし彼女が胸骨を出してきたら、
直線から曲線に彫った痛みを理解し
ブラジャーの裏の詰め物を見つけても、
優しい手で熟れた果実のように、
その新しい肉を持ち上げてあげてください。

ガンや糖尿病で胸を失った人をイメージしてください。
それで女でない、とお思いですか?
自動車事故のように、生まれた時に性器を間違えた事故なのです。
それで他より劣っていると考えますか?

あなたが彼にキスした時、
彼の親指サイズの”筋肉”が反応し
挿入したいかのように勃ち上がって来たなら、
彼の名前を心の底から呼び、
できる限り包み込んであげてください。
手で、口で、骨盤の間の巣で。。。
たとえ、摩擦しているだけかもしれなくても、
思っている以上に深く彼を感じるでしょう。

肉体は、「何者であるか」の単なる一部に過ぎないのです。
肉体は単に、ハートを入れる奇妙な形の容れ物に過ぎないのです。
実のところ、肉体には、ほとんど入りきらないのです。

私たちは、
呼吸と呼吸の間をつなぐ年輪であり、
鼓動であり、
汗であり、
内臓であり、
末端神経であり、、、

人間とは、
納得いくまで自己を探っていくようにプログラムされています。
肉体は、永遠に互いを学び続けます。
それが肉体のすべき仕事です。

肉体とは、
各々の体のパーツを入れたゴルフグラブバッグのようなもの。
互いがフィットする様々な合わせ方や、
腰や手、舌や歯の、様々な使い方、
美しい体を重ね合い、一緒に激しくクラッシュする方法を探ります。
実のところ、楽しみの半分は、探ることそのものにあります。
だけど
どのようにハートを使うかは、
忘れようたって忘れられない。
ここが大事なところです。

肉体の事は気にしないで、ハートで触れ合ってください。

大丈夫。彼らは十分に心得てますから。

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How To Make Love to a Trans Person

by Gabe Moses

Forget the images you’ve learned to attach
To words like cock and clit,
Chest and breasts.
Break those words open
Like a paramedic cracking ribs
To pump blood through a failing heart.
Push your hands inside.
Get them messy.
Scratch new definitions on the bones.

Get rid of the old words altogether.
Make up new words.
Call it a click or a ditto.
Call it the sound he makes
When you brush your hand against it through his jeans,
When you can hear his heart knocking on the back of his teeth
And every cell in his body is breathing.
Make the arch of her back a language
Name the hollows of each of her vertebrae
When they catch pools of sweat
Like rainwater in a row of paper cups
Align your teeth with this alphabet of her spine
So every word is weighted with the salt of her.

When you peel layers of clothing from his skin
Do not act as though you are changing dressings on a trauma patient
Even though it’s highly likely that you are.
Do not ask if she’s “had the surgery.”
Do not tell him that the needlepoint bruises on his thighs look like they hurt
If you are being offered a body
That has already been laid upon an altar of surgical steel
A sacrifice to whatever gods govern bodies
That come with some assembly required
Whatever you do,
Do not say that the carefully sculpted landscape
Bordered by rocky ridges of scar tissue
Looks almost natural.

If she offers you breastbone
Aching to carve soft fruit from its branches
Though there may be more tissue in the lining of her bra
Than the flesh that rises to meet itLet her ripen in your hands.
Imagine if she’d lost those swells to cancer,
Diabetes,
A car accident instead of an accident of genetics
Would you think of her as less a woman then?
Then think of her as no less one now.

If he offers you a thumb-sized sprout of muscle
Reaching toward you when you kiss him
Like it wants to go deep enough inside you
To scratch his name on the bottom of your heart
Hold it as if it can-
In your hand, in your mouth
Inside the nest of your pelvic bones.
Though his skin may hardly do more than brush yours,
You will feel him deeper than you think.

Realize that bodies are only a fraction of who we are
They’re just oddly-shaped vessels for hearts
And honestly, they can barely contain us
We strain at their seams with every breath we take
We are all pulse and sweat,
Tissue and nerve ending
We are programmed to grope and fumble until we get it right.
Bodies have been learning each other forever.
It’s what bodies do.
They are grab bags of parts
And half the fun is figuring out
All the different ways we can fit them together;
All the different uses for hipbones and hands,
Tongues and teeth;
All the ways to car-crash our bodies beautiful.
But we could never forget how to use our hearts
Even if we tried.
That’s the important part.
Don’t worry about the bodies.
They’ve got this.

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それぞれの愛のカタチ 2)

アンの家はオリンピア郊外。
自分の息子デイビッドは10月に21歳になったのを期に、一人暮らしをすると、1ブロック先に引っ越して行った。

25歳のマイカはここから仕事へ通い、26歳のチェイニーは数ブロック先の、彼女の家に住んでいるのだという。

猫が二匹。年寄りの黒猫は、椅子とたわむれている。
まだ2歳になったばかりのシャム猫は、火事で家がなくなった人の子猫で、誰もひきとってくれなければシェルターに入って処分されるとこだったのを、兄、チェイニーの彼女がもらってきて、アンに見せた。
彼女は動物病院で働いているのでそう言う事は多々あるが、特にその猫をみた時には、他の人ではない、この猫はアンの猫だ、と思ったらしい。アンは見た途端にとても気に入り、ひきとった。

やんちゃな子猫はある日手のひらをハチにさされたが、アンはすぐにチェイニーの彼女に電話して、どうしたらいいか聞いた。彼女の適切な処置で、大事に至らずに済んだの、と言った。

チェイニーの彼女は、とても頼りにされているんだなあ、と思った。年齢に関係なく、アンはチェイニーの彼女をとても頼っているように思えた。

 ***

テッドが煎れてくれたコーヒーを飲みながらキッチンのカウンターで猫と遊ぶ。

天井が高く、天窓がある。リビングも広く、キッチンもダイニングも広く、裏庭がある夢のような3ベッドルームの平屋。しかも、華美でなくすっきりしていて、機能的な大きなキャビンがモダンになったような家だ。

「こんな素敵な家、どうやってみつけたの?」
「それはね、チェイニーの彼女がこの近くに住んでいて、たまたま”レント;貸します”という看板をみて、すぐに電話してきてくれたのよ」

「あら!またチェイニーの彼女!すると、彼女はこの家のラッキーガールなのね!」
と言うと

「ほんとにそうね。ただひとつ。二人の男性とつきあってるのさえ除けば。。。」

・・・ え ゞ ? ? ?

・・・ は ? ? ?

  ***

「それぞれの愛のカタチがあるんだと思うの。だからジャッジする事じゃないと思うのよ。
チェイニーが彼女と初めて出逢ったとき、彼女は他のボーイフレンドとつきあってたんだけど、チェイニーの事が気に入っちゃったのね。まるで私とテッドみたい。で、そのボーイフレンドに『チェイニーを好きになっちゃった』って告げたらしいの。そしたらボーイフレンドが『じゃあ、僕の他に、チェイニーともつきあえばいいじゃないか』と言ったのよ」

う、うひょ〜〜〜〜〜っ!?

すすんでるんだ、インディゴチルドレンの世代は、、、

いや、もしかしたら、インディゴ云々より、ヒッピーの継母のほうがすすんでいるのか?

「前はね、彼女はその彼氏と週に5日居て、週末、彼がでかけた時にだけチェイニーが訪ねて行ってたの。だけど、その彼、別な恋人に夢中になってきて、家から出ていっちゃったの。まだ彼は彼女とも付き合いは続いてるんだけど、とにかく私たちはチェイニーに ”ほら、今度はあなたの番よ!さっさと彼女の家に転がり込みなさい”ってハッパかけちゃったのよ」

すすんだ親だと思う。

「その彼も二人の女性とつきあってるんだね。どういう人なんだろうね?」と言ったら
「あら、彼のもう一人の恋人は、男性よ」

「は?」

「彼はバイセクシャルだから」

朝の10時すぎにコーヒー飲みながらこういう話をするのは、案外シュールだった。
自分の予想を超えた答えが来ると、心臓が案外バクバクするものだと言う事を知った。

今後、男性、女性、というくくりは少なくなって行くのだろう。そして「〜〜でなくてはならない」事は少なくなって行き、流れのままに動くと、こういう事も多くなるのかもしれない、と思った。

折しも、私が参加したワークショップは
「God, Sex and The Body」

カラダというカタチには男と女があるけれども、
”神である自分=自分の神性”は、
性別を超えたところにある。
「男」というカテゴリーも「女」というカテゴリーも、単なるアーキタイプだ。