傷心を芸術に

メリルストリープのグラミーでのスピーチは
圧倒的だった。

この人の存在感、役者としての役目、
役者としての「道(TAO)」

存在感は魂のクオリティから出てくるもの。
そこには圧倒的な何かがあり

ハウトゥとか、こんなツールとか
これを4〜5年勉強したから、とか
そんな薄っぺらなものでできてくるものではない。

どれだけ全身全霊を張って
テメエが生きてきたかという、魂の証拠みたいなもんだと私は思ってる。

しかも、役者。
多くの目にさらされ、多くの人生(役)を生き、
表現し、

役者が否定されるということは、
「自分自身を全部否定される」こととイコールだと思う。
恩恵も多い分、役者とはすごいリスクを背負っている。

メリルストリープのスピーチの最後

「先日、この世を去ったレイヤ姫が言った言葉よ。
”傷ついたハートを アートに変える(昇華する)”」

「take your broken hart, make it into Art」

も、

今、アメリカ全土へ向けてのスピーチだと思った。

日本語スピーチ全文
原語 ビデオ

〜 〜 〜

ガブリエル・ロス(5リズム創始者)の言葉

「役者は心のアスリートだ」

まさに。。。

そして、ガブリエルが言う、「なぜ5リズムをやるのか」
の理由が、メリルストリープのスピーチの最後と同じだった。

「痛みをアート(ダンス)に、
アートを気づきに、
気づきを行動に」

私たちはステージには立つチャンスはあまりないから
ダンスフロアーの中で、傷ついたハートを昇華し、次へ歩き続けるのだ。

小道具芝居と禁煙

演劇をやったことのある人になら、一発で効く、禁煙の仕方。

知りたい?

 〜 〜 〜 

私は以前、タバコを吸っていた。
もう辞めてからかれこれ15年になる。

それを辞めるためにいろいろ考えた。

「健康に悪い」
「アメリカはタバコが高い」実際一箱8ドルする。

しかし、タバコを辞めるにもいろいろな言い訳が湧いてきた。

「急にやめたらストレスたまる」
「食べ物が美味しすぎる」
「太る」

そして、
「くちがヒマ」

これはうちのじいちゃんが昔言っていた言葉。
じいちゃんは何もかも正当化し、まあ、自分に都合のいいように
当たり前のようにコトを言う人だった。

 〜 〜 〜

前置きが長くなりそうなので、結論へ。

どうやったらタバコを止められるか?

「タバコを小道具だと思うこと」

芝居の下手な人を使うとき、
ペン、鉛筆、メガネ、コーヒー、ほうき、うちわ、本、花、抱っこする動物
などの小道具を使う。

すると、その人物がソチラにフォーカスするので
芝居から嘘が少しだけ消える。
ようは芝居の下手さがごまかせる。

これを
「小道具芝居」
と言う。

小道具を使わないと役者として使い物にならないヤツは
役者として失格だ、とか

また、アイツ、小道具に逃げたな、とか。

「なんだよ、あいつ、小道具芝居しやがってよ」
と、下手な役者を蔑む時によく使われる。

 〜 〜 〜

長い間PCをしていて、ふと一服。
ふう〜〜、っと深呼吸をする。

嫌な相手と話していて、なんと答えたらいいかわからない時
ふう〜、っと一服。

これら全部、間を埋めるための小道具芝居。

小道具なくては間が埋まらないのか?ワタシは?
私は小道具に頼らない、「真の芝居」ができるのか?

そう思ったら、
一発でタバコが止められたのが15年前のこと。

 〜 〜 〜

先日、元役者で
心臓を患っている人がいたので、
タバコやめたら?といった。

わかってるんすけどねー、というので
この話を久しぶりにした。

「やべっ!嫌っす!もう、絶対やめるっす!。。。これ以上の屈辱はナイっす」
と言っていた。

がんばれー!