ベイエリア1・顔ヨガ

ベイエリア(湾の地域)といえば一般的にはサンフランシスコ近辺のことを指す。

サクラメントで、顔ヨガの高津文美子さんのビデオ撮影をさせていただき、
そのあと、そのあと、その「ベイエリア」へ行っていた。

高津さんのお宅に一週間、ともに寝泊まりしての撮影。

彼女は朝5時に起きて、一人でヨガと瞑想をしてから、子供とご主人のお弁当を作り、彼らを送り出し、8時に「お腹すいた〜〜!」とたっぷり朝ごはんを食べる。

そしてメイクをして9時から撮影、というのが毎日のパターンだった。

私は7時過ぎまで寝て、そこからの参加。
それでも私も朝、瞑想などをすることができたから、朝というのは本当に黄金な時間だと思う。

彼女の自分への律し方、コミットメントは半端じゃない。

彼女の場合、彼女の運がそうさせるのか、先に周りにスタッフが集まり、彼女がその中心となってしまうのだ。
顔ヨガをやった時も、すでに周りにスタッフができ、「次これやろう!その次はこれ!」という風になる。
そして、彼女がそれをこなす。

なので、自分で作り上げていくものでありながら、そういう環境に置かれてしまうのよ、私だって早起きしたいワケじゃないけど、しょうがないの、と笑った。

「早起きする人が全員成功するとは限らないけど、少なくとも成功してる人の9割は早起きだよね」
と私がいうと
「それは多分事実だと思う」と彼女も言った。

今、彼女が何をしているかというと、顔ヨガを「Face Yoga Method(フェイスヨガメソッド)」という名前で、全世界で展開している。
日本人は彼女がそんなことをしているとは知らないけど、世界の女性で彼女を知っている人は案外多い。
顧客は世界中に1万人以上。それでウエビナー(ウエブでの教室、レッスン)をやっている。

彼女は世界をしっかりと見ている。
っていうか、彼女の中に自分が日本人であり、日本人がビジネスのターゲットという感覚はない。

ヨーロッパの秘書と、サンフランシスコの社長と、ロシアのエディターと、スカイプで毎朝ミーティング。輝く女性ばかりの、ものすごいビジネスモデルである。

そこには、何も我慢せず、子供も犠牲にせず、ありのままの母としての自分をさらけ出した彼女を受け入れたビジネス作りがされており、その中での要望は限りなくグローバルで、機能的で、とにかく素晴らしい。

「事故で死にかけた時、体も顔もぐちゃぐちゃになったの。その時に体のリハビリをしたのね。そしてふと考えたの。ボディビルで体の筋肉を鍛えるでしょ?顔も筋肉!私はソレで自分で事故の後、歪んでしまった顔を直してきたの。”顔を変えたら世界が変わる”。キレイになりましょうっていう夢物語だけでなく、人生を自分で変えていく、そこを伝えたいの!」

ちなみに、彼女の作るお料理も素晴らしく美味しい。

私たちは一緒に食事を作り、一緒にアイソレーションタンクへ行き(カプセルの中の塩水で浮かんで瞑想する)、そして一晩だけ、一緒にサクラメントの5リズムのベラのクラスにも行った。
たくさん話し、たくさん一緒にクリエイトした。

彼女のご主人の実家でイースターを迎え、そこにも参加させていただき、その様子もビデオに撮ったり。。。イトコみたいな感じなんだなー。

彼女といると、サムライ同士の会話のような、スキっとした、嘘のない心地よさがある。
良い世の中を作ろうとしている、潔い女。そんな感じ(笑

素敵な女性と一緒に時間を過ごして、その生活を垣間見させていただくと、自分もたくさん刺激がもらえる。

ありがたい。

アゴを上げる

クリスはクラスに来ている最年長の78歳のおばあちゃんである。

彼女と仲良くなってもう2〜3年になるが、彼女が時々とても鋭い事を言う。

彼女はアーティストで絵描きさんなので、人を見る目がものすごく確かなのだ。絵の、アートのモデルとして絵を見ているため、姿カタチとエモーションのつながりをアートの分野から知っている人。

以前は踊っている時に「もっと腰を動かしてごらんなさい?」と言った。

で、ふざけて大きく腰をフリフリしたら「その調子。セクシーよ。あなたには大げさだと思うそれくらいが、ちょうどあなたのキャラクターや体型にあってるわ」と笑いながら、クルクル回って去って行った。

そのクリスが、今回私に言ったこと

「アゴを上げて」

先生として前に立つようになって、自信のなさ、貫禄のなさ、それらを暗示する姿勢ではイケナイと思った。誰よりもたくさん学んでスキルは増えていくものの、そのスキルが体から溢れているのだろうか? 多分、答えはノーだった。私は姿勢が悪かった。その姿勢では自信があるように見えなかった。

コレはイケナイ。人前に出る以上、ある程度、ちゃんとしていたい。スピリチャルだから、ナチュラルだから、って放って置きっぱなしはよくない。(そう思いつつメイクはなかなかできない)

誰だって綺麗な先生の方がいいに決まってるもの。先生からは技術云々より、実はエネルギーをもらいに人はやってくるのだ。そして、多くを語るよりも、体が語ることの方が真実であり、生き見本になることでしか、人は引っ張れないのだから。

「あなたの下顎は上顎に比べると中に入り込んでいるわ。だから少しだけ、下顎を出すようにすると、ちょうど良い噛み合わせで、自然に綺麗に見える」

と、ポソっとクリスが言った。

アゴは、人相のポイントから言っても、確か、人気のツボだったと思う。

そうだー、たくさんの人に来てもらいたい、と思っているのなら、まずアゴだ!

アメリカでは多くの人が歯の矯正をする。その時に上下の噛み合わせもキチっとなおす。

アゴで見る、アゴで使う。ちょっとエラそうではあるけれど、アゴは大切なポイントじゃないか。

気づくと私は下アゴを内側に食い込ませ、肩が閉じ、結果として胸(ハート)が閉じやすい傾向にある。いわゆる「落ち込んだ」姿勢をしていた。たくさんエネルギーがあるにもかかわらず、「なんでそんなことできるの?」と言われて、それを隠す事で折り合いをつける必要があった幼少期。そのまんまにナマケモノが加わり、一番楽な姿勢へ行くと、このザマなのね。

これが私が作り上げてきた身体だ。

まずは身体からだ。ハートは後から付いてくる。

そう、クラスでは人に言ってるのにね、自分ができてなかった。

 

「アゴを上げる」

ビジュアル的に見たクリスがさりげなく言ってくれた言葉。直球ど真ん中で響いた。ありがたい。

というワケで、最近の私は、鏡を見るときには、以下の言葉を声に出して唱えている。

    • 目を上げて、
    • 口角上げて、
    • アゴ上げて、
    • 肩を開いて
    • 胸開く
  • 腰立てて、
  •  丹田据えて、
  •  ケツしめて、
  • 湧泉で立つ。

 

この場合、オゲレツでも「ケツ」です。お尻、じゃ気合入らない。

 

みなさんの姿勢は いかが?

話し方のクセ 3

2から続く

5リズムのワークショップで ジョナサンに言われた事。

ジョナサンは5リズム創始者ガブリエル・ロスの息子で、彼は いわゆる「嫌われる勇気」を持っている、勇敢で大きなハートの持ち主である。だから彼が大好き。

男女共同のスタジオのトイレへ行ったら、ジョナサンが出てきて私と鉢合わせをした。その頃の私はジョナサンを怖く思っており、ジョナサンにビビっていた。

跳びのきそうになりながら「Sorry!」と思わず口から出たら

「Sorryって言うな!」と怒鳴られた。。。

ハッ!と凍りついたまま、トイレへ行って、

言われたことへのショックが隠せなかった自分がいた。

「何も怒らなくても、、、」と泣きそうになった。

話し方のクセ 2 で書いた近所の ソイツの気持ちと同じだった。

===

そのあと、ジョナサンがワークショップの中で、「Sorry」について話し始めた。やべー、アタシのことだ!めっちゃ恥ずかしい!と思ったが、「自分に向けてのプライベートレッスンである」くらいに受け止め、頑張って真摯に聞いた。

「いいか?心理学的に言うと、アポロジェティック(謝りやすい)なキャラクターというのが存在する。

本当に悪いと思って謝っているのか?本当に謝っているとしたら、お前は何を悪いことをしたんだ?自分に尊厳を保て。

本当に悪かったら謝るがいい。だが謝ることによって許しを乞う、謝ることによって ”許される自分” という環境づくりを知らぬ間にし、”謝る” という世渡りツールを使って甘えを増長する事もにもなりうる。確かに社会的潤滑油として”すみません”が使われる事もあるだろう、特に文化の違いによっては。。。だけど、その反面、ずっと謝っていると、一つのシビレとなる。いつもいつも、何にもかもに謝っていると、自分が謝ったことも気付かないばかりか、本当の意味の「Sorry」が色褪せてしまい、少なくともソイツから発せられるその言葉にはもう意味がないほど使い古される。だから、言葉は意識的に使え。言葉の持つ、美しい、本当の意味を無駄にするな!」

そうだ、、、そうだった、、、

===

この後、日本へ帰った時に、実家のご近所の人々を集めて顔ヨガのクラスをしたんだが、その時に集まってくる人、集まってくる人、みなさん「すいません」「すいません」と言って集まってきた。

このジョナサンの話をして、「今日は謝るのをやめましょう」と言ったら、みなさんが口を揃えて「あ〜、ホンマや!すみません」といい、「あ!また今言った!」と言ったら「ほんまや〜〜!言うてしもた!すみません〜〜〜」と言って爆笑になった。

そのあと、何度「すみません」を言ったか数えてもらったら、平均20回。

みなさん、自分の「すみません」の多さに驚いていた。

意識的に使おう。

 

で、じゃあ、普段なら「すみません」と言うときに どうしたらいいの?

 

「すみません」の代わりに「ちょっと前を失礼します」を。

「すみません」の代わりに「ありがとう」を。

 

言葉は意識的に使うと、言葉自身が輝きを取り戻す。

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