Good byeサンディ!

愛すべき頑固ジジイ、 ドックパークの友、トムの最も年寄りの親友、サンディがこの世を卒業した。

まあ、見事な生き様、死に様だった。

先々週私を見て「よ、今度は何週間、夫を訪問するんだい?」とウインクし、その自分のジョークに御機嫌さんで笑い、

最後の土曜日、トムと映画へいって、日曜にはオーディションが受かった返事をもらい、月曜にワードロープをあわせに行き、最高にハッピーだといい、火曜に、ちょっと頭がいたいから少しだけ寝るね、と言ったまんま死んだ。

最後の1週間は、すごくハッピーだった。

 

見事。ほんとに見事としかいいようのない死に方だなあ。

 

サンディのお別れ会をサンセットのバーでして、皆でカクテルを飲みながらケーキを食べて、本当に、みんながサンディを好きだった。

そして、あらためて、このドッグパークの友達は、宝物だなあ、と思ったよ。

だって、年齢も、職種も、性別も、セクシャリティも、まったく違う人たちが皆友達で、一緒に犬の面倒を見ている、そんなグループ。

サンディは1日に2回、必ずパークに現れ、それが彼のいち日のうちのビッグイベントだった。

いつもベンチに座って目を瞑り、手をひろげ、日光浴をしていた。

この日は誰かがサンディの写真を持ってきて、本人のかわりに日光浴をさせていた。

 

安らかにね。

また、数十年後に、どこかで会おう!

Love you! Sandy!!

アスペルガーのための会社

 

私は実際にアスペルガーは何か、その定義はよく知らないんだが、まわりにアスペルガーの人がたくさんいる。

トムもそのケがあるが、トムの兄の息子二人がソレ。一緒に食事へいっても、目もあわせないし、会話もないので、一生懸命会話しようと私が必死で神聖幾何学で習ったフィボナッチ数のことを話して会話をしようとしても、さすが全米で数学が10番以内の兄弟

「フィボナッチは単純すぎてツマラナイ」

と目を背ける。会話、無残にも終了(笑)

 

とにかく、だ。

トムのお兄ちゃん、グレイ・ベノアは子供二人のためにはじめたことが、最近になってニューヨークタイムスマガジンにとりあげられた。実際とりあげられたのはベン・ヒラスナという男の子だけども、グレイは長年勤めた会社を引退した後、自分の息子たちの将来を思い、普通の会社へ就職しても合わないだろうから、と知恵を絞ってこの会社を作った。

まず、アスペルガーの彼らは頭がすごく良いので、ゲームなんて普通の人がやる5倍くらいの速さで終えちゃうわけ。それを利用して、発売前のゲームのバグテストを一気に引き受けるところから始まったのだった。そのころのことは私も一緒によくランチを食べて聞いていたのでよく覚えてる。

最初は本当に数人のキッズ(アスペルガーの子供が行く学校の同級生)のみだったのが、今や32人らしい。

それが定着し、ドイツからもどうやって運営するかをグレイの会社に学びに来たりしていて、とにかく、世の中に新しい石をポンと投げたことには違いない。

そして、定着したら、自分の息子の終身雇用の約束をとりつけ、自分は社長、会長職をおりた。このあたりの執着のなさもスゴい。

 

トムのお兄ちゃんはモトローラという電話機の会社で長年副社長をしていた。会社の自家用ジェットでアラブはじめ、世界各国へ飛び、どんな大変な時も息子たちのことを一番に考え、トムたちのママのこともよく面倒を見る、まったく愛そのものの人。地位とかそんなこと関係なく、誰もが彼を好きになる。

彼を見ていると、優しい人が大きく優しさを回していけるだけの経済力と環境とトレイニングを用意されたのじゃないかと思う。徹底的にやさしい。そのかわり、彼の目の奥底には、徹底的に人をビビらせる何かもある。やっぱり振り幅(可動域)なのかな、って思う。

2m近い体にいっぱい詰まった優しさで、彼はいつもハグをする。

〜 〜 〜 〜 〜

 

モチベーションをあげる:ライザ

ライザの演出するプロダクションのミュージカルに2006年から絡んで、はや13年経つ。

土地柄、いわゆる有名なアクターさんたちのキッズが集うミュージカルで、カートコベインとコートニーラブの娘、フラニー・コベインなんかもいた。払ってくれたチェック(小切手)に コートニーラブ、って書いてあってびっくりしたことを覚えている。

最近は旅行が増えて来て、去年の秋冬は撮影を休み他の人に変わってもらったが、昨日は久しぶりにライザの舞台撮影。久しぶりにあったキッズも皆「マサヨだーー!」と喜んでくれたが、一番大きな収穫は、ライザの素晴らしさ、彼女の舞台が13年以上続いている秘密を、昨日の撮影でがっつりと見せてもらった。

ライザは時々雷を落とす。

アメリカではジャッジはしちゃいけないし、怒っちゃいけないし、けっこう面倒な国だ。

ライザを見ているとアメリカ人であるよさを生かした(もちろん、日本にもそういう人はたくさんいるんだけど。特に最近のインディゴ以降は)叱り方。

「ちょっと待ってみんな!何度言えばわかるの?これを何十回も、何百回も練習してきたよね?ちゃんとそこへ意識を持って来てよ!そうじゃないと何も治らない」

と、最初に言っておいて

「あんたたち!自分がもっと素晴らしいってことを知りなさい!私は情けない。私は悲しい。あなたたちはもっともっと、思っている以上に素晴らしい人たちじゃない?いつまでも可愛い可愛い、のレベルじゃない素晴らしさを持ってることを私はよく知ってる。そこをどうして出さないの!?自分の素晴らしさを出すのを怠けないで!!! いいこと?あなたたちは、思ってる以上に、あんたが考えてる以上に素晴らしいのよ!!私はそれをよく知ってる!だけど、それをちゃんと使わないあなたたちは、私を幻滅させる!わかる?目をさまして!!!」

涙声でこれを10歳から15歳に怒鳴りながら言った。

 

涙がでたのは私だった。

こんな人にいてもらえるって、この子たちは幸せだ。

 

私はこれを言ってあげられるのだろうか。愛がないと言えないし、愛だけじゃ言えない。すっごい勇気がいるんだよ。

舞台をやっている時のライザにはエゴがない。完璧なるパイプであり、自我とか「ライザ」がない。ただ、この舞台のために、このキッズたちのためにだけをやっている。

みんなに舞台という魔法を見せ、皆で良いものを作っていこうという、その意図と、劇場いっぱいの愛だけで生きている。

 

男の子が少ないので、女の子が男の役をすることがあったが、今回は男の子のたっての希望で女の子の役をする子が出て来た。それを平気でさせるライザ、そこもまたスゴイ。

 

関わらせてもらっていることに感謝。

引っ越し先が決まった!

去年くらいから、キッチンやトイレの水回りがちゃんと閉まらなくなり、業者さんを呼んで直してもらうも、結局根本的に治らない。トイレもずっと少しだけ流れっぱなしだわ、そのうちお風呂もちゃんと閉まらずポタポタ漏れてると言うよりはじょろじょろ漏れるのが続いている状態だった。

これ、ダメでしょ、と思っていた。

そのうち、キッチンの電気の一つがどうやってもつかなくなり、ダイニングのシャンデリアのプラスティック製の飾り芯部分が劣化してボロボロ落ちて来て、ダイニングの壁に雨漏りの筋が入った。

入り口のドアはノブをまわしてもまわらず、だけど、鍵は別のところにあるので、ノブの中身を外して使っていた(雑っ!)

ようするに、これは「そろそろ出て行きなさいよ」サインなわけで、どんなに直してもなおらない。私だってこう見えて努力家だから、そりゃシャンデリア屋へいって、その芯を買って来て、ハシゴに登って20本ほどの付け替えをしたり、業者か!的なこともいっぱいやって、ベストは尽くしたのだけども、、、

電子レンジも動かなくなり、食洗機も、ガスとオーブンも壊れた時には、さすがに困るのでガス台とか買ったけれども、

さすがに洗濯機が動かなくなったときには、ああ、これはもうこのお部屋は私たちにマッチしないんだろう。きっと終わるんだろう、と確信した。

 

ただ、ここは素晴らしい眺めと、異様にステキな天井の高さがあり、写真撮影にうってつけだし、とっても好きな場所だから、超お尻が重いオタクな夫、トムは全くここを離れる気はなかった。

が、賃貸の悲しいサガ。

10月の終わりに、突如切り出された大家さんからの引っ越し勧告。大家さんは海外に住んでいたのだけども

「ぼく、事情が変わってロサンゼルスへ帰ることになったんだ。そこをリフォームして住みたいんだけど、急で申し訳ないから少しは待つけど、本当は11月には出て言って欲しいくらいなんだ」

やっぱり。

トムはゴネていた。気に入ってるし、移りたくない。

 

そしたら、、、私が日本へ帰っていた時、トムから連絡が入り

「もう引っ越そう!この部屋、なんだか変な虫がいるかもしれない。僕、噛まれてすごいアレルギーで身体中大変なことになってる。もう引っ越そう!」

 

サインは確実に、立て続けにやってくる。

やっぱりね。だって、この一連がたった4〜5ケ月の中で立て続けに起こったということは、ここにいるな、ということ。宇宙の声は聞かなきゃマズいでしょ。

 

〜〜〜

 

そして探すこと2ヶ月。

がんばった。がんばって探したが、今よりうーーんと狭くなって、今の倍近く高くなるって、ソレどうよ?

虫がいるかもしれないベッドのマットレスは捨てることにした。新しいマットレス、買わなきゃね。そして、洗濯機も新しいの非有ようだし。いっそ、私の実家、小浜へ帰ろうよと言うも、犬のキキはすぐには帰れないし高齢だし。じゃ、コロラドとか、そういうところへ引っ越す?など様々な案も出たところ。。。

同じビルのバーバラが

「6階の反対側、私の友人の部屋、空くわよ。全部家具も何もかも置いてくんだって。ファーニッシュ(家具付き)よ。来ない?」

きゃ〜〜、行きます!

というわけで、同じビル内でのお引っ越し。

しかも今までウチは、家具らしい家具もなかったので(私はどちらかというと道場のような広めのスペースが空いてるところがすき)、はじめて家具付きの家に住むことになった。ゴージャスに絵とかもかかってるし、暖炉はあるし、もうばっちりバージョンアップ!どうしよ、ちょっとゴージャスじゃないの?くらいに。

ただ一つ難点は。。。

今までのお部屋よりさらに上の階で、スカイバーのあるモンドリアンと、新しくできたお洒落ホテル、ジェイミーの並ぶ真裏なので、パーティーの音が夜中まであるワケ。

そのおかげで3重ガラスで防音なそうだが、そうなるとずっとクーラー、ヒーター生活になり、空気の循環ができなさそうなのが困るけど、まあ、なんとかしよ。うん、なんとかする。

今までの道沿いのノイズとどっちが大きいかが勝負だが、道沿いの車の音は、そのうち潮騒に聞こえて来たし、今度のパーテイーの音は、いったい何に聞こえるのか、今から興味シンシンだ。

あの街なのかな、この街なのかな、と思っていたが、もう少しこの街にいて、どうやら、もう少し都会生活をするらしい。

コンステレーション

5リズムに関連しそうなことは何事も学んどけ、の姿勢が、ここのところさらに強くなって、昨日はシーナ・フロストさんのソウルコラージュを自習した。

今日はファミリー・コンステレーションへいってきた。
ロサンゼルス、ノースハリウッドのとあるコミュニティーのソレは、20人くらい集まって、それは壮大なコンステレーションになっている。興味の対象が狭まって(深まって)きたので、こういうところへも一人で出かけるようになった。

ファミリーコンステレーションとは?(ウィキペディア)

「家族システム療法」、「現象学」、「ズールー族の家族への態度」の要素がベースとなっている。ファミリー・コンステレーションは1回のセッションの中で、特定の家族の中で複数の世代にまたがり依然として認識されていない動きを明らかにすることと過去の事実に基づいた現実を受け入れることを主体を促進することによって、その力動の有害な影響を解決することを試みていると思われる。

ファミリー・コンステレーションは、従前通りの形式の認識や行動、精神力学的な精神療法とは著しく分かれている。この手法の創設者バート・ヘリンガーは擬似科学なアイディアである形態共鳴<生物>を彼の手法の説明の中に取り入れ、この手法は量子インチキ療法のように記述されてきた。この治療からの実際的な成果は、例えば暗示と共感によるものという従来通りの解釈とも考えられる。

アメリカでやると、この家族模様がロシアだったり、ユダヤだったり、アフリカだったり、フランスだったり、おもしろい。とくに私たちが肌で知らない戦争や虐殺に触れる部分があって、趣深い。

問題を直視したい人が前に出て、その人が、参加者から任意で人を選び、自分の家族の役をつけて、配置していく。前回は、ただそれを4時間みていて、すごいなあ、と思っていた。
今回はなんと、イキナリ選んでもらって、皆の前でメインの役をやった。自分が何かをしようと思ってないのに、ちゃんと体が感じていく。それをみている問題を持っているご本人の顔に涙。 なんだかスゴいな。そして、ある意味、5リズムのトライブやリチュアルシアターは、一瞬の(ストーリーは語らないので時間は短い)、動くコンステレーションだな。

保守義務もあるので、詳細は書けないけれども、これはちゃんと学ぼう、と思った。

インナーチャイルド週間

インナーチャイルド・ケア週間。

なぜか、そうなった。

どうしても歌いたくなり、ハッピーアワーのカラオケへトムと一緒に1時間だけ行った。
英語の歌で玉砕し、私はダメだというインナーチャイルド傷つけ効果を得た。
 
リズム感悪い。英語のシンコペは難しい。発音悪い。滑舌悪い。
ダメ、批判のオンパレード。
 
トムなんて、下手くそなくせに、さすが外人。
英語ちゃんと言えるし、英語のリズム感はある(普通のリズム感はないんだけどね)。
ワタシ、愕然とする。
クッソー!こんなことなら来るんじゃなかった、的な。
カラオケがツマラナイなんて!
 
 
その後どうしても洗車したくなり、
トムを家に落とし、洗車へ。
 
そして、スーパーへフルーツを買いに行った。
 
そこでどうしても惹かれたものが 白いアジサイ。
 
この時期なのにアジサイがあるんだ。。。
 
そしてその隣には、緑の放射線状に散る綺麗な草とも花ともいえない植物。
 

 
これ、欲しい。
 
と思った瞬間、
インナーチャイルドがお花を欲しいと言った。
わかんないんだけど、そう言った気がした。
 
が、
 
「でもサンクスギビングの時(2日前)に買ったお花があるよね?」
というと
「それはゲストをウエルカムするため。私は私のためのお花が欲しい」
と生意気にもヤツはそう言った。
 
 
わかった。私はインナーチャイルドにお花を買ってあげることにした。
 
 
その花をカートに入れた。
 
 
するとインナーチャイルドが
「ピンクのバラも」
 
いやいや、まだ家に花があるのに。買うだけで十分だというのに、これ以上?それにこの白紫陽花と緑のチラホラにはピンクのバラはあわないだろう?
 
それでも一応見まわしてみると
ピンクのバラは20本入りしかない。
 
「いや、高いしね、アジサイあるし、このお花たちすごくかっこいいよ?これでダメ?」
 
「いやっ!ピンクのバラ!」
 
「なんでピンクなの?イメージ違うから、赤とかは?
 私的にはピンク、ありえないんですけど」
 
赤はなぜかピンクより少し安かった。
いつもは赤のほうが高いのにね。 
 
 
「だめ!ピンク!」
 
 
 
「だってさ、このお花たち、白と薄緑で、すごくかっこよくクールになるんだよ?ピンクいれたらチャチくなっちゃうじゃない?値段のこともあるしさ」
なだめに回る。
 
「あなたっていつもそう!私のためって言いながら、私のいうこと聞かない!私のためなら私の欲しいお花を買ってよ!!」
とインナーチャイルド、激怒。
私にピンクのバラを買わせることに固執。
 
 
 
 
結局、買った。
エラい豪華なことになってるんですけど、、、


 
彼女は現在、勝ち誇ったような顔をして喜んでいる。
そんな気がする。
 
 
で、結果、
案外キレイで驚いている。
 
 
私は子供がいないからわからないけど、
これ、お子さんのいらっしゃる方は、よく経験してるんだろうなあ。
  
さて、枯れるまでは、そのお花とともに瞑想でもするとしよう。

合わないよ、というサイン

今日は本来、とあるゲシュタルト、トランスパーソナルの呼吸法、ホロトロピック・ブレスワークのワークショップへいくはずだった。
呼吸法だから、足の甲にヒビが入っていても大丈夫だし。

ローマ&デンマークの5リズムのワークショップへいくよりも先に申し込んでいて、新しいことが習えることを本当に楽しみにしていたものだった。

事前の注意事項のズーム・ミーティングにも出てるし、骨折に響かないかも電話で先生と話したし、準備は万端だった。
 
 
 
さて、昨日の夜のこと。
 
夜の11時半に電話が鳴った。
おやすみモードにするのを忘れていた。
ワークショップとしては異例に早いスタートなので朝7時に家を出る予定だというのに、一体誰がかけてきたのだろう?と、音を止めるべくとると、なんと、ワークショップの先生からだった。
 
 
「たった今気づいたんだが、僕は君のメディカルヒストリーを見落としていたようだ。君は脳出血のヒストリーがあるね?どうやって脳出血になったのか、教えてくれないか?」
 
そこで私は、ここでは書けないことを少し話した。
とある薬物に異様に反応すること。
 
「やっぱり。。。そうするとね、この呼吸法は君には危ないかもしれないんだ。また脳出血する可能性がゼロとは言い切れないんだよ」
 
 
 
 
なにをーーーー!!!
 
 
  
 
 
もう、明日のクッションも、敷物も、服も、全部カバンに詰めたのに。
 
 
  
先生は私をアメリカ人相手なみに早く話したので、私はなんども遮るようにしながら彼の話を聞く必要があった。そしてそんなことをできる自分を成長したなあと思った(案外客観的)
  
「このワークは、横隔膜で特殊な呼吸をすることによって、血液に酸素を異様にたくさん送り込み、脳の酸素を空っぽにし、血中の化学物質を変えてしまうんだ。薬物自体がいけないんじゃなく、薬物は脳をそのような状態にする。その人の血と血管、受け入れ側の体の問題が大きくかかわるんだ。血液の薄さによって血が広がりやすい人は脳出血のリスクが高い。いわゆる、ドラッグがそうさせるのではなく、ドラッグやブレスワーク をやることによって特殊な脳内物質を脳と体がプロデュースする。だから、もし今回ブレスワーク で同じような状態に体がなったとき、君の体が受け入れられないと脳出血を起こす可能性があるということだ。また、感情的に泣き叫んだりすることも多くあるワークなんだが、過去に脳出血などを経験した人は怖くなってバッドトリップする可能性も多く、それが脳内物質の増加にスイッチが入るかもしれない。もちろん、この呼吸法の効果は計り知れないが、君がとある薬物に反応するというところを読むと、その物質を脳に生み出させるこの呼吸法を君にさせるのは、僕は怖くてできない」

え?でも、ここのところ、ブレス・オブ・ファイヤー(火の呼吸)クンダリーニヨガだってよくやってるし、5リズムだってトランスまで踊るし、それのどこが違うんですか?そういうことじゃないんですか?と聞いたが

「うーん、お医者さんの友人に一旦聞いて見ることにするよ。また5分後に電話する」

そういって、また5分後に電話がかかってきたが、ドクターの見解は彼と同じだった。

「本当に申し訳ないね。こんな夜遅くに。そして、明日だというのに、気づくのが遅くてすまない。ワークショップ代はすぐに返金するよ」
 
 
 
 
「確かにすっごい楽しみにしていたけども、思えば骨折も行かなくていいサインだったのかもしれないし、今朝は朝からお腹が痛かったし、先生が直感を信じて電話してくれたのを嬉しく思います。命を救われたかもしれないと思うと、感謝します」

と伝えて、速攻寝た。
 
 
要は、LSDをやったときのような状態にして潜在意識を確認するんだよね?
そういうトランスパーソナルなら、経験済みだから、もういい。(危っ)
むやみに憧れる必要なかったね。
 
 
 
そっか。

そう言えば、足の甲の骨折と昨日からの妙な胃痛だけじゃなく、日本からわざわざデンマークに持ってきてもらったトランスパーソナル心理学の本を、読む前に飛行機の中に忘れてきちゃってた。それも「やらなくていい」サインだったのかな。。。
 
 
 
どんなにいいワークと言われているものも、合う、合わないがあるんだと再認識。
止めてくれてありがとう。
 
 
サインは見逃さないように。

ムーン・チャイルド

「これは、、、一体なんだろう?」

美しいメアリーアシュレイ、25歳は始めた。

「ムーンチャイルド、ってスピリットが言ってるわ。
こんな言葉、私も初めて聞いたけど、、、
あなたには子供が二人いるの。
一人は男の子で、一人は女の子よ。
でも、この世界じゃなく、別次元にいるのね。
その二人の子供が、あなたが人を平和にするときに
いつも手伝ってくれるのよ」

私はこう言った。

「それは、私のインナーチャイルドなんじゃないの?
確かに男の子と女の子、一人づついる気がする。
ただ、”気がする” だけなんだけど、

5〜6歳の女の子と、
もう少し年上の男の子。

男の子は、この世界にやってくるのがいやだって言ったわ。
産道を通る前に、膝を抱えて、座ってた。
ちょうどKindleの男の子みたいな感じ。
出て来たくない、って言ってる。
それ、私なのかな、って思ってた。
でも、私が出て来ちゃったものだから、
どこかで背中をぶつけて背中がS字にカーブしてる。

女の子は、オカッパで、いつも泣いてるの。
いやだーー、いやだーー、って泣いてるの。
だから、私はいつもこの世がイヤなの。
本来、何をするのも、イヤなのだと思う。
だって、あっちに居たいんだもの」
  
  
 
メアリーアシュレイはこう言った

「面白い見解ね。それを正直に認めるのはいいことだわ。
 
いつ頃あなたがその子たちと出会ったかはわからないけど
その子たちは別次元から、もうあなたをサポートするくらい大人になってるわ。
今は16歳から20歳くらいよ。

とにかく、あなたは今後ティーチングだけでなく、コンサルティングもしていく。だって、あなたには人の未来を構築する図が見えるからよ。人をどう配置するか、人の特性を生かして人生をデザインしてあげる力があるのよ。だって、あなたお医者さんか、心理学者でしょ?」

え、違う!というと、そういうエネルギーをしているし、過去世というものの定義はまた論点は別として、過去世があるとしたら、それだけのものはもうすでに勉強して身についているのだから、資格がなくても同じこと以上だと言った。

「そしてそれらの能力で旅をする。ニューヨーク。オレゴン。あら、カナダも見えるわ。。。あと、アジアね。日本という限定ではなく、アジア。これは次の5月くらいから。
あなたの役目は、押さえつけられた心を、自由に解き放ってあげることなの。
そしてムーンチャイルドが、皆を平和にするようにあなたをサポートするの。
だからムーンチャイルドを意識して、彼らに来てもらって」
 
 
ほう。。。
 
 
そっか、もっと旅するのか。
 
使いやすいスーツケース、買おうかな。
 
 
 moonchild
 
 
自慢じゃないが、バシャールが自宅に来たことまであるスピ好き歴の私。
メアリーアシュレイのリーディングは、実にナチュラルで面白かった。

=====

というわけで、イキナリですが、
コンサルティング、始めます。

http://www.masayodance.com

にわか里芋信者

「え?骨折?
 じゃあ、里芋パスタがいいですよ!!」
 
と、マクロビのゆきさんからメッセージをいただいた。
 
 
 
なんか、聞いたことある。

とにかくヒマだし、やってみたい。
ただ、山芋を買いに行くのはできない。
 
 
 
そんな時、友人のようこちゃんとメイちゃんが

「大丈夫〜?何か必要なものがあったら言ってね、買ってきてあげる!」

と、
 
 
  
 
私が欲しいのは、里芋。
 
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買ってきてくれた里芋で、
里芋パスタを作ってくれた。

【里芋パスタの作り方】
動画で2つほど見たのですが、こっちのほうが大雑把な私にはむいてそうだったので(といいつつ、すりおろしたのは洋子ちゃん。)
コチラで(この文字をクリックするとリンクが出ます)見てね。

 
 
 
 
「なんでパスタって言うんですかね?」
と洋子ちゃん。

「プラスター(湿布)の発音違いなんじゃない?」
と私。
 
 
 
調べてみたら

パスタっていってもスパゲティなどのパスタのことじゃなく(語源は一緒だけど)

パスタの語源はペースト 「インパスターレ」という粉を練るというイタリア語に由来しているのだそうだ。いわゆる、ペースト、練り状のモノ。
 
参考サイト
http://toxa.cocolog-nifty.com/phonetika/2012/09/post-b9ad.html
 
 
洋子ちゃんの必死のすりおろしを、
メイちゃんがまぜて、ガーゼに包んでくれ、
 
 
で、ワクワク、どきどき!
まだバッコンバッコンに腫れている私の足の甲に貼ってみた。
 
 
あ、気持ちいい!
 
 
 
ウエブで調べたら5時間くらいで張り替えると書いてあったので、
夜、寝る前に、もう一度はるべく、今のを剥がしたら。。。。
 
 
 
 
きゃあ〜〜〜!腫れが引いてる!
 
 
今まで10日以上、足の甲のスジの出ない、
あかちゃんのようなぷくぷく腫れた足だったのに、

見慣れたスジ、出た!

 
 
教えてくれたゆきさん、ありがとう!!
 
 
驚きの里芋パスタ。
 
私はすっかり信者です。
 
 
 
みなさんもぜひ!

なるほどレゴ発祥の国なはずだ!

参った。
かわいい。街がかわいすぎる。

5リズムのワークショップで来たデンマークのVejle(ヴァイレ)。
6泊ステイし、最後の日はオーデンセという、アンデルセンの故郷へいってきた。

なんてったって建物がかわいい。
ドアがかわいい。
屋根がかわいい。

なんてったって
色がかわいい。

ドッカーンなアメリカン色ではなく、ヨーロッパ色は、どこかに少しの曇りが入ってて
ビビッドなのにもかかわらず少しくすんだ、マットな、なんとも言えない色。
ローマとはまた違った、平面的な組み立ての、さすがレゴができた国!なところ。

かなよん、さくらちゃんと、痛い足をかばいつつ年甲斐もなくきゃあきゃあ騒ぎほんの少し観光した。骨折したまま、ドクターマーチンで固定されてたのをいいことに、足を引きずりながら合計で1キロほど歩いちゃったと思う。その程度だけど、可愛さに参った。

コペンハーゲンには行けなかったけど、
また来たいな、と思う場所。
次来るときはコペンハーゲンにも行こう。

そして、大好きなロイヤルコペンハーゲンのマグを買おう。

骨折をアメリカで治療すると?

やっぱり骨折だった。
 
ローマの3日間踊りづめのワークショップのあと、ローマの石畳を観光で毎日10キロ、歩いたのだそうだ。(距離はトム調べ)
 
そもそも、小指側に魚の目ができてて、それをかばう為に、時々つまさきで歩いてたのがいけなかったのだと思われる。。。
 
それによる足の甲の疲労骨折。


 
そのあとのデンマークでのワークショップでは、ずっと座ったり、寝転んで踊った。
これはこれで、とてもよかったし、新たな、具合の悪い人も踊れる参考になった。
お年寄りの方がいらした時も、これで踊れるな、なんて思いながら。。。
 
 ・・・・・
 
さて、アメリカへ戻ってきてお医者さんの手配。
 
アメリカは日本みたいに飛び込みでお医者さんへいけない。
まず、町医者みたいな総合医(Family Physician)へいって、そこから専門医を紹介してもらうシステム。レントゲンもその指示がないと受けられない。
 
とにかく、家族のための総合医なので、クソ長い家族のヒストリーから、アレルギーの情報から、5〜6枚の紙に全部記入するのは、まるで英語のテストを受けているようだった。

そして足の甲の骨が折れてるかも、って私が言ってるにもかかわらず、ナースは
「今日はマモグラフィ(乳がん検査)はいいのか?」
とか
「じゃあ、インフルエンザの予防接種もしとくか?」

いや、足に集中しようよ!
 
 
お医者さんも綺麗な女医さんだったが
「念のため血の塊があってそれが原因だといけないからウルトラサウンドも撮りましょう!」
 
ウルトラサウンドは、全く必要のない場所(太ももとか)だった。
万が一のためだそうで。。。
 
 
そして肝心のレントゲンでは、私が足の甲だとなんどもいうのに、そう言えば、なぜか女医さんはくるぶし、くるぶし、と言っていたっけ。。。
 
レントゲンの指示書には間違えて「足首」となっていた・・・。
 
レントゲン技師に、足首じゃなくて足の甲だ、と言い直すと、ドクターからの際指示をもらわないと違う部位はできないからちょっと待って、って。
違う部位にしたのは私じゃなく、ドクターなんだけど、、、
 
 

 
通常、骨折してるかどうかは、5ビジネスデイ(土日を挟まない営業日数 5日間)かかるのよ、と言われた。でも、同じ病院のグループなら数日、もしくは明日、と言いつつ、見るからにわかったらしく、速攻で返事があった。
レントゲンでわかったのは、足の第三指の付け根が、やっぱり小さく骨折してるということ。
しばらく動いたらいけないらしい。
 
 
「レントゲンの後にすぐ行きなさい」と言われ紹介された「足専門」のドクターは、場所を聞こうと電話かけてみたら今日はいないっていうし。結局、足のドクターにあわないと、ギプスかブーツか、もしくは松葉杖も借りられない。とにかく、足を床につけると痛いのだ。(最終的にスリッパを履いて、その上から自分でテープでぐるぐる巻きにして固定した)
 
自分がしっかりしてないと何も進まない国だ〜。
 
ま、面白いけどね。
 
 
 
昨日は友達のメイちゃんが来てくれて、洗い物をしたり、ご飯を作ってくれた。本当にありがたい、助かった。
 
アメリカの医療と、段取りの悪さの後はとくに、ああ、日本人はありがたいなあ、としみじみ思うのであった。
 
 
 
後載せでローマの写真。バチカン歩きすぎと、石畳。コイツだ、原因はきっとコイツだ!(と、全ては自分の内側にあるとクラスでは言いつつ、外に原因を主張するイケナイ私)